フットボールネーションに見るゴールキーパー考 イワンはジュビロ磐田のカミンスキー選手とかなり近い感じ

ほんの数十年前を考えると、今の時代はサッカー漫画が本当に多くなりました。

1993年にJリーグが発足し、日本でもプロのサッカー選手が認知されるようになってから子供たちが将来の夢のひとつとして抱くようになり、漫画の題材として取り扱いやすくなったことも一因のように思います。

全ての作品とはいきませんが、色々なサッカー漫画を読んでいく中で主要キャラでこそいるものの、ゴールキーパーを取り上げる話の割合が少ない印象を受けます。アニメーションは置いといて、漫画というメディアは只でさえ動きがない上に、実際のゲームにおいてアクションの少ないポジションでは余計に描写が難しいのかも知れません。

今回取り上げる「フットボールネーション」も、主人公はゴールキーパー以外どこでも出来るというプレイヤーですし、実際の描写もフィールドプレイヤーが多いので、そういった意味では前述の作品と決してかけ離れたものとは言い切れないかと思います。

ただこの作品、「強いチームには絶対不可欠な2つのピース」のうちのひとつとして、イワン(本名ヴャチェスラーフ・ヴォストロチン)が加入してから、少しずつですがゴールキーパーというポジションにスポットが当てられるようになり、単行本の8巻後半以降(対愛知SC戦でイワンが退場になってから)はゴールキーパーの露出が他の作品に比べ高くなった印象さえ受けます。もしかしたら8巻終盤以降はゴールキーパー教則本に近いストーリー構成なのかも知れません。

この辺りの話を読んでいくと、シュートコースの読み方やポジション取り、ハンドリングやパントキック、ゴールキーパーからフィードするボールのゾーンについての解説など…多岐にわたって細かく描かれています。もし、この理論に沿った選手が理想的な「いいゴールキーパー」であるとするのなら、ジュビロ磐田のカミンスキー選手はかなり近い感じなのではと思いました。(そういえば、カミンスキー選手はゴールキーパー大国ドイツの隣国ポーランド出身でしたね。)

他にも、話の中で日本人指導者のゴールキーパーに対する認識を指摘(確率的な理由もありますが、確かに現在のサッカーチームの指導者のほとんどがフィールドプレイヤー出身ですし、戦術ボードを使って指示する時もゴールキーパーの駒も動かす人も少なそうですね)していたり、ゴールキーパーというポジションの孤独感(このあたりは経験者は頷く側面があるのかも知れませんね)、他の作品でも指摘しているようですが日本人ゴールキーパーが育たない原因など、色々と描かれています。

この作品を機にゴールキーパーにスポットが当たり、ゴールキーパーというポジションを希望する少年たちが増えるといいなと思っています。

 

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