将棋漫画は熱い

まんがとしては非常に地味な将棋。
しかしその将棋を題材にした漫画が熱い。

まず紹介したいのが月下の棋士。
将棋のために人生の全てを投げ打ち、本当に将棋を打ちながら相手を
殺すくらいのテンションで展開する作品です。
将棋漫画というより最早格闘技のような、そして作品終盤には心の内側を
描く深い戦いになっていきます。
将棋でやるバガボンドという感じで言うと伝わりやすいかもしれません。

近年の将棋漫画ブームを作ったのはハチワンダイバーだと思います。
やはり格闘技のように将棋を打つ作品。将棋って格闘技なんだな。

3月のライオン。
将棋を題材にしたドラマで格闘的ではありません。
切なくなる漫画で、将棋はタッチの野球のような扱いです。
脇役ではないですが主役でもないです。

しおんの王
将棋を題材にしたミステリー。殺人事件と将棋が絡まってくるという不思議なストーリー。
かなりちゃんと将棋をやるんです。

サトラレ
片桐凜というサトラレの女の子が出てきます。
彼女はプロ棋士を目指しているのですが考えている事が全て伝わってしまうサトラレなので、いろいろうまくいかないという話。切なくてよかったです。
サトラレは良くできた作品だなぁ。