小説版と比べてダリューンのイメージは意外と違いました。 【レビュー】 アルスラーン戦記 第9話

ナルサスは諸葛孔明

アルスラーンに使える知謀の天才軍師ナルサスはこの世界の諸葛孔明ですね。
しかも三国志演義の孔明のイメージです。基本的に読み違えないし抜かりありません。
そしてダリューンは誰かというと関羽や張飛っぽくはないんですよね。
個人的には趙雲のような印象があります。

小説版とイメージ違った

小説版と比べてダリューンのイメージは意外と違いました。
黒髪のイメージはありましたが髪型は短髪をイメージしていました。
『鋼の錬金術師』のロイ・マスタングよりもう少し髪が短い感じです。
とはいえ、この時代髪を頻繁に切ることも大変でしょうから長髪になっているほうがリアリティがありますね。
アルスラーンも、ナルサスも長髪ですし。

結構強烈な略奪描写

この作者の描く戦いというのは生臭くないけど現実的なものでそれは今作でも健在です。
今回の話ではかなり強烈な略奪の描写があり凄惨というか残酷なものでした。
それがあまり生臭く感じないのは良くまとまった作者の絵柄の成すところでしょう。
これ結構重要だと思います。

ギーヴのかっこよさは原作以上か

原作からモテモテイケメンキャラのギーヴさんですが今回の漫画化で更にかっこ良くなりました。
侍女を騙した事がバレたくだりなど最高で、ずっと見ていたいキャラクターに仕上がってます。女性人気来そう。

アルスラーン戦記 第10話予想

原作小説に忠実な本作なのでストーリーの予想は簡単かもしれません。
そろそろファランギースの登場でしょうか。作中の女性で最も美しい彼女がどのように描かれるのか楽しみです。
ギーヴとの絡みも期待できます。まあ彼は相手にされませんけど。

-別冊少年マガジン 2014年4月号 アルスラーン戦記-