ちょっと別格な面白さでしたね。 【レビュー】 何もないけど空は青い 第3話

この作品はかなりヒットするかも

今回第3話の当作品。1話目、2話目もなかなか面白かったのですが第3話になって急激に面白くなってきました。鉄が無くなる事により社会がどんどん混乱していくのですが、先週までは意外とメチャクチャでも無かったんですね。鉄が無くなるのには地域差があって先週までの舞台は割りとまだ大丈夫だったのです。

鉄の消滅が早い地域

今週は鉄の消滅がかなり進行してる地域が舞台だったようです。街の様子は90%無政府状態です。北斗の拳の世界まではいってないけど、そこに向かい初めているという感じです。その異常状態を主人公が体験していきます。

先の事を心配しすぎて正しい判断が出来ない

今回大きなテーマとして語られたのが、人間は先の事を心配しすぎて今この瞬間の判断力が鈍るというモノでした。心配しすぎて適正以上の生命保険に入ったり、心配しすぎて極端な節約と貯金をしたり、心配しすぎて過剰なダイエットをしたり、未来の不安で判断力が鈍るというのは人間の特徴の一つだと思います。こういう人間の深い所に迫るような日常的なテーマを非日常を使ってざっくりと切り出してました。ちょっと別格な面白さでしたね。多分この作品は爆発的に人気出ると思いますよ。