娘がこれほどの男を愛した誇らしさ。 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第743話

今週も感動した。この数週間のワンピースはかなり面白いぞ

ドフラミンゴにメチャクチャにされたリク王家。国民からの信頼も失い、重要人物達はオモチャにされ人々の記憶から消されています。自分の親しい人たち全てから忘れられるってどんなに悲しいことでしょうか。ドフラミンゴは本当に酷い奴です。とはいえ、悪役の魅力が強烈に漂う名キャラクターです。フラストレーションを溜めて溜めて、それを一気にルフィ達が開放してくれるのがワンピースの常套手段、最早職人技です。今回は特にそれが冴え渡っていました。

きっかけはウソップ

今回のフラストレーション開放のきっかけはウソップでした。彼は常に噛ませ犬的な仕事ばかり与えられていますがやる時はやってくれます。感動メーカーウソップ。さすがです。銅像建てるよ。当たり前だろ。

リク王とレベッカの悲しみを想像すると

もうなんて言っていいか分かりません。彼らのキュロスに対する大きな悲しみ、10年間彼を思い出せなかった悔しさは最早想像することも難しいです。そしてレベッカは彼の大きな愛を同時に感じたでしょう。それはレベッカの辛いと思っていた人生を急激に暖かくしたはずです。そしてリク王は彼の信義や男らしさを思ったに違いありません。

キュロス、誇らしい男

リク王は娘がこれほどの男を愛した誇らしさを感じてるだろうなとぼくは勝手に思うわけです。彼女は若くして命を失いましたがキュロスと共に過ごした時間を思えば必ずしも不幸な人生ではなかったと。それと同時にドフラミンゴの悪事が本当に憎らしいですね。それが無ければ家族三人ずっと仲良く暮らせたはずなのに。なんていうかやっぱりワンピースの演出は上手いですね。

サボらしき奴、そろそろ活躍するのか?

レベッカ方面の話も来週は進展しそうですね。メラメラの実を誰が食べるのか、あるいは誰も食べないのか、非常に興味が湧く所です。