指系!空手漫画。これは週刊連載になってほしい。 【レビュー】 あっぱれ猿 読み切り 週刊少年ジャンプ 2014年21号

痛快な格闘漫画

 空手を題材にした格闘マンガです。主人公は少年漫画の主人公らしい性格の高校生で、理屈っぽいけど熱血野郎です。絵柄は最近のジャンプっぽくないですね。青年誌などに掲載されてそうな感じです。ヤンジャンやヤンマガ的な絵柄です。

空手家が指を鍛えるという設定

 昔の格闘漫画は派手な技を極めていくところにフォーカスしていました。凄いパンチとか凄いキックとかです。グラップラー刃牙とかホーリーランド等の作品からでしょうか?空手家の最大の凶器は指という説が始まりました。指が強いっていう設定は映画やアニメでは描きにくいですね。説明や一部だけを拡大する描写。漫画が最も指を表現しやすいです。「空手家は指が強い」という設定が好まれて格闘漫画で使われるのは、表現しやすいという理由があります。

指ってつえー

 ぼくが読んできた格闘漫画の中で最初に指を衝撃的に使ったのは『修羅の門』でした。指で密着した相手の腹に穴を開けるのです。脇腹とかみぞおちとか。指で刺すんです。これは強い。実際、総合格闘技の試合で使われた話は聞いたこと無いですが反則なんでしょうか?あるいは現実には不可能なのでしょうか?

 ホーリーランドで緑川ショウゴが使った貫手も印象が強かったです。格闘技術に対してナレーションが入る作品の形態上、指の強さを理解しやすかったです。

指系、王道空手漫画

 指を重要視する格闘漫画は本格的格闘漫画グループに入ります。そういう意味でこの作品は、かなり本格的でした。『修羅の刻』での西郷四郎のタコ足や、『軍鶏』で吉岡大吾が見せた切返しの様に足の指まで含める演出は伏線も含め、スカッとするものでした。リズムが良く一気に楽しく読めました。

セリフ回しが非常に個性的

 作品を読んでいただきたいのですがセリフ回しが非常に個性的です。理屈っぽいけど、結論は感情論みたいな独特な節回しで引き込まれるものがあります。また脇役のチャラ男がいるのですが、彼が非常にいいです。噛ませ犬として圧倒的な魅力がありました。主人公に理論的に罵られて逆上する様は、その後のヤラれっぷりと併せて必見です。あとはライバルキャラの顔がかっこいいですね。これは意外と大事かと。

これは週刊連載になってほしい

 この面白さなら週刊連載になってほしいですね。心配なのは週刊化する事により修行などを丁寧に描く事。この作品の魅力は試合と理屈っぽい台詞回しです。要するに試合と口喧嘩をバンバン見せて欲しいです。今回の短い読み切りの中でもトレーニング部分は少し退屈でした。もちろん、それはラストへの伏線になっているので軽視出来ないのですが。適切なボリュームを維持してほしいなと。

 

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