壊れる建物が町並みが実は意外と見どころ。 【レビュー】 ワールドトリガー 第63話

アニメ化記念で巻頭カラーです。

巻頭カラーでは人気投票結果を発表しています。1位は三雲修でした。この作品の作りからいけば、遊真か迅が一位だと予想していたので以外でした。ちゃんと主人公が受け入れられているというのは、なかなかすごいですね。
個人的には木虎藍ちゃんが好きなんですけど、彼女はトップ10にもはいれませんでした。ていうか、この漫画はやっぱりキャラクターが多いですね。顔は似ているようで、意外と描き分けされてると思いますが、ネット上ではあまりそういう評判はないですね。

迅の魅力はそうとう

物語の初期から登場してる彼ですが、かなり魅力あります。ワンピースで言えばシャンクス、ナルトで言えばカカシ的なポジションですね。三雲にいつか抜かれてしまうときが来るのでしょうか。

人型ネイバーの違和感

そもそも遊真が人型なので、ネイバーとはいえ、人型がいるというのは物語序盤から明らかになっていました。
しかし、ちょっと人型が出てくるのが速かったかもしれないですね。変なバケモノばかりをしばらく退治してても良かったのかなと。なんとなく人型ネイバーが頑張り過ぎるとブリーチの尸魂界編と印象が似てくるんですよね。それよりは進撃の巨人的に敵の正体が不明な感じのが謎に食いついちゃう感じなんですけど。

やはり魅力は登場人物の描写

一人ひとり性格感じられて生々しいです。それにより現実ではありえないネイバー達との戦いにリアリティを持たせることに成功しています。あと、町の作画が気合入ってます。普通の街角が戦場になるという怖さをうまく表現できています。これはドラえもん鉄人兵団の鏡の世界での戦いの面白さに近いです。壊れる建物が町並みが実は意外と見どころなんですよ。