長州万歳。 【感想】 ヨアケモノ 第1話

幕末モノはじまった

新選組を舞台にする作品です。幕末モノといえばジャンプでは銀魂がありますが、同じ雑誌で、同じ時代を舞台の作品を同時に掲載するんですね。そもそも、銀魂で幕末に興味を持っている読者がいるから、それをうまく取り込もうということなんでしょうか。

結構マニアックで面白そう

新選組に架空の主人公が入り込むという物語は、最早伝統的というか、本当にいろんな話がありますね。この作品もその流れです。ただ、なかなかマニアックで面白そうです。どこがマニアックかというと、敵の断末魔が

”長州万歳”

これです。

新選組を主役にすると長州藩こそが敵になるわけです。ええ、銀魂で散々描かれていますね。その宿命の長州藩ですが、第一話の敵が、もう長州侍です。ということは、来週くらいには桂小五郎とか高杉晋作あたりがチラッと出てくるでしょうね。で、吉田稔麿とか入江九一とかもやられ役として出てくるでしょう。ちなみに久坂玄瑞は来年の大河にあわせて死ぬ予定だと思う。

でも最後は新選組は負けるわけですよ

だから、新選組に架空の人物を入れるのでしょうね。物語としてのドキドキ感を保つために。最終的には土方歳三について北海道に行って、病死しそうな桂を暗殺しようとするとか、大久保利通を暗殺したのが実は主人公だったとかで一矢報いて終わるパターンもできますね。おっと、第一話から最終回予想してしまった。

””は、集英社「ヨアケモノ」 作者:芝田優作から引用