桜庭出さないな 【感想】 BE BLUES! ~青になれ~ 第166話

合宿きつくてトイレで泣くか?

ナベケンが合宿がきつくて、トイレで泣いていたというエピソードは少し話されていましたが、今週は、そこを深掘りしていました。

それにしても、合宿がきつくて泣くとかあるんでしょうか。
ボーっとするとか、歩けないとか、そういったのはあるかと思いますが、泣くという話は聞いたことがありません。ただ、この作品は、有名な選手のエピソードをうまく取り入れるので、誰か有名選手の逸話だったりするかもしれません。

桜庭出さないな

この作品の凄いところは、桜場を安易に活躍させないことです。主人口を食うぐらいのスーパーテクニックがあり、試合に出れば大活躍。読者人気も高いと思います。性格が本当に悪いという強烈なキャラクターもあるし。
それでも、あまり活躍させません。

あまり登場回数を増やすと。物語が単純になってしまうからでしょう。どんな試合も最後は桜場で終わってしまう。そうなると、主人公としての龍の存在感が薄くなります。それはそれで困るので、最終的にはテクニックでも龍が桜場を上回ることになります。キャプテン翼状態ですね。結局最後は、全部翼が持っていくという形です。桜庭は日向小次郎的な立ち位置ですけど、敵でもないですし。他校との公式戦を前に、龍と桜庭の力関係がはっきりしてしまえば、面白くないですからね。

龍と桜庭が並び立つような構図を作るには、桜庭はあまり活躍させられない。彼の晴れ舞台は全国大会準決勝くらいのところでしょうね。もちろん、決勝は龍が活躍するんですけど。

さすがにゴールしただろっていう

今週の最後は、ボールがゴールに入りそうなところで終了です。この作品は、割りとあっさりゴールをするので、ここで引くのは珍しいです。これは多分ポストに当たりますね。