週刊少年ジャンプ30号掲載、修行コウタ先生の「ミステリア 怪奇コレクション」感想、面白いバトル漫画はパラパラ読みでも面白い

・軽くあらすじ

 バイク屋の息子、「菊池千尋」その友達「村上雄一」から首なしライダーが夜な夜な現れるという噂を確かめに行こうと誘われる、ヒロインみたいな立ち位置の「東絵梨」に押し切られ怖いながらも、その約束を承諾してしまう。そんな中、怪奇ハンター「心」という人物が現れてバトル展開に発展していく。

・感想

 まず第一に画力が高いです。書き込みが多いわけではないですが、新人の方の中で図抜けて読みやすい、見やすい、でもヒロインがあんまり可愛くない、というのが印象でした。

 ジャンル的には王道のバトルものです。画力は素晴らしいなと感じましたが、ストーリー、キャラ、に関しては、全く印象に残らなかったです。なんだか友達三人との掛け合いが魅力と前説には書いてあったのですが、逆に登場人物多すぎてよく覚えられなかったですし、まぁ一応このレビュー書くんでメモしながら読んだんですけど。そうでなければ全然でした。 

 加えて、バトル展開の際も狼男に噛まれたから特殊な能力が使えます。というもので、サプライズにかけるというか、なかなか納得いくものでは無かったです。

・面白い異能バトル漫画はパラパラめくるだけで面白い

 まずそもそもなんですが、今週のジャンプ読んでいて、先頭からパラパラ読んでいる中でこの漫画を飛ばしてしまいました。というのも、この漫画をパラパラ飛ばし読みしていて、なんだか読みづらいなという印象が最初に来てしまったからです。

 どこかで読んだ話しで受け売りなんですが、面白い漫画はパラパラめくるだけで面白い。これを見たとき自分でも確かに、と感じたんです。例えば「ドラゴンボール」「グラップラー刃牙」なんかもパラパラ読んでるだけで大体話の内容入ってきますし、絵柄も派手でキャラのフォルムも特徴的なんで印象に残りやすいんです。

 じゃあ具体的に何が悪いのかというのは一読者なんで、一概に偉そうなこと言えないんですが、最初の数ページで読みづらい、キャラに個性がない、登場人物が多くて全キャラ機能せず終わる、あとネタがありきたり、なんだか書いてて本当に偉そうだなと思いましたが、というのが挙げらるのではないでしょうか。

 ただ、画力は本当に素晴らしいですし、今後の次回作も是非読んでみたいです。

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