【レビュー】 波打際のむろみさん 作者:名島啓二

著者:名島啓二
ジャンル:現代ほのぼの
特色:ほのぼの 弱恋愛 ギャグ お笑い 人魚 人外

高校でたった一人のフィッシング部部員、向島拓朗(むこうじまたくろう)が、近所の堤防で博多弁を話す人魚むろみさんを釣りあげるところから話しは始まります。

むろみさんの行為や発言に突っ込むのが拓朗の役目という感じで進んでいくほのぼのお笑い漫画です。

他にも様々な人魚が出てきたり、河童イエティハーピーなども出てきます。

非人間が織り成す様々な不満や欲望が語られるのですが、無理やり理論だててるのになるほど、と思わず納得するシチュエーションもあったりします。

話の間に海の生き物登場人物(怪物?)解説などもあり、作者の趣味がうかがえます。

作者の名島氏は、この作品を連載する前、月8ページの漫画を書いていた(聖☆ビスタチオ学園)らしいのですが、それでも生活は安定していたので週マガ連載に拒絶反応があったそうです。

連載から半年足らずで10kg減り、胃腸を患いながらも頑張って描かれているそうです。

たまたまテレビの新しいアニメをチェックしている時にこの作品を知りました

最初はそこまででもなかったのですが、1話をみてなかなか面白そうと思っているうちに単行本を買いそろえてしまいました。

私はイエティと、人魚たちが酔っぱらうと流れ着く海岸にいるシェルという女の子お気に入りです。

ほのぼのお笑い好きな方は、ぜひ読んでみてください。

この記事は黒羽様の許可を頂いて転載しております。
この記事の作者:黒羽様
転載元URL:黒羽コミックレビュー 
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