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]]>名監督を慕って日本全国から新設高校のサッカー部に生徒が集まったものの、肝心の名監督が3カ月後に急死してしまい、遺言のような形でキャプテンに指名されたのが、とんでもない運動音痴の部員(この彼が主人公!)であったところからストーリーが始まります。
ものすごい努力をして、とんでもないプレイヤーになる…ような展開はなく、キャプテンでありながら試合には出ない彼が、試合の「戦術」という形でチームに貢献していき、チームメイトに認められていく、そんなストーリー展開となっています。
多くの、と言うよりほとんどのサッカー漫画が、主人公=プレイヤーな訳ですから、ゲームの中で動く主人公がパスをどうするとか、シュートをここで打てば勝てるといった展開になっている中で、戦術のみを考えてチームに貢献する形というのは、かなり異色な存在と言ってもいいでしょう。実際にこういうキャプテンが高校サッカー界に存在するのかと言えば、その可能性はほぼゼロでしょう。
しかしこの漫画の面白いところは、その戦術に着眼点を置いたところです。スポーツ漫画と言うと、どうしてもアクションを大胆な構図で描いて引き付けるといった展開が多くなります。それはそれで面白いし、絵で動きを見せるには一番効果的なので当然でしょう。また、戦術論を語りたがる奴=ボールすらまともに蹴ったことのない奴といったイメージが、戦術をメインにした話に対するアレルギーのようなものを起こさせているのかも知れません。それでも、敢えてその戦術に焦点を当てて話を展開させているこの作品には、他のサッカー漫画にはない面白さや惹き付ける何かを感じます。
サッカーをあまりよく知らない人はもちろん、戦術論にアレルギーを感じている人にも一読していただきたい作品です。
追記
この作品で作画担当している千田純生氏のツイッターは中々面白いですよ。
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しかしながら、「ジャイキリ」8巻の作中にあるように、FWがゴールを決めなくちゃいけないというルールはありませんし、オフサイドなどの反則でない限り、ピッチにいる誰が得点を決めてもそれは認められます。
とは言え、相手ゴールの一番近くにいるFWの選手のところへと繋がれたボールは、達海監督の言うところの「味方が必死になって繋いできた魂のこもったボール」でもあります。
達海監督は夏木に対し「お前にとってそのボールって何だ?」「チームのボールか・「お前のボールか?」と問いかけた上で、「お前にはFWとしての決心が足りないよ」と諭しています。そして達海監督の言うFWとしての決心とは、自分のところへ来たボールはチームのボールであるとわかった上で、自分のボールだと思い込める度胸があり、味方の想いを背負いきって自分のためにプレーができるかということと言っています(注;作中のセリフとは少し前後している部分があります)
また、そういうFWは度胸があるからしくじっても何度でもパスを要求するし、どこからでもシュートを狙う、だからゴールも量産されて強いとも言っています。
相方のアダイウトンが長期離脱で、中村俊輔選手も出たりでなかったりとチーム状態が不安定な中、今期の川又堅碁選手はかなり苦戦している様子です。相手がいるからこそ思うようにいかないのは、どんなことであっても起こりうることですが、それでも私は、川又選手のゴール量産を信じたい!
今期私がスタジアムに足を運んだ試合での川又選手は、残念な時の「ジャイキリ」夏木と被っているような印象を受けたため、今回このようなライティングをさせていただきました。
追記
でも私は信じているよ!
]]>同じようにインターナショナルに言語を操れるサッカー漫画のキャラクターと言えば、「ジャイキリ」のジーノということで、ジーノの語学力について検証してみました。
作中で確実にジーノが話しているとみられる言語は、日本語とポルトガル語です。ETUに所属して選手監督たちと普通に会話しているので少なくとも普通に日本語は話せるレベルであることは間違いないでしょう(逆に黒田あたりがジーノとイタリア語で会話しているとしたら、そっちの方がびっくりします(笑))。またブラジル人であるガブリエルとも流暢に会話をしているシーンから、ポルトガル語を話せることも推測できます。
以前のコラムでも少し取り上げた「ジーノは色んな国の言葉が話せていいねえ」というセリフや、7巻の61話の一コマ「なんで王子のファンは多国籍なんだ…」というセリフから、恐らくこの2か国語だけではないことが推測されます。
では他にはどんな言語が話せるのでしょうか?
まず、イタリア人と日本人のハーフであることから、イタリア語を話せる可能性が推測できます。他老人ホームへ慰問に行く話(これは本編と関係のないスピンオフ的な話です)の中で、女性に対し「マダム、僕が話し相手になりましょうか…」というシーンがあり、自然にでたことから、既婚女性を「マダム」と呼ぶ言語も話せることが推測できます。となると、フランス語になるのでしょうか?また、これだけ日本語が流暢に話せるのなら、日本で教育を受けてきた可能性も高いので、英語も話せる言語のひとつに加える事ができます。
で、先ほどの7巻61話の一コマに注目すると、ジーノに声援を送っている女性の多国籍ぶりが伺えます。恐らくスペイン語やドイツ語あたりも話せるのではないでしょうか?また、中華風のファンもいることから中国語も話せるのではないでしょうか?
もしかすると、ジーノの話せる言語は川島選手のそれを超えているのかも知れませんね。
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私感ではありますが、漫画で描かれるダービーマッチと実際のダービーマッチの相違点や類似点などについて、記載してみました。
(漫画は「ジャイキリ」の東京ダービー、現実はJ1の静岡ダービーを参考にしています)
負けられない戦い
やはりこの思いはどちらにもどのチームにもありますね。相手がどんなに実績があろうとも「相手より弱くてはいけない」という使命感といいますか、義務感のようなものを感じます。ただ、エスパルスのユース出身のある選手の「清水は磐田より強くなくてはいけない」を見た時は、「リーグ制覇の過去の歴史を知ってて言ってるのか?」という疑問は少し感じました。
ブーイング
これはすごいものがあります。古い話ですが、「キャプ翼」でフィーゴがバルササポに汚い怒号を浴びせられていたシーンなどもあったくらいですので、漫画も現実もあまり変わらないのではないでしょうか(「ジャイキリ」のダービーはややソフトに描いている気もします)。2018年4月の静岡ダービーにおいて、清水サポが一段と激しいブーイング浴びせていたのが、名波監督紹介の時でした(磐田サポは鄭大世の紹介の時が激しかった)。もしかしたらETUの達海監督も、東京ビクトリーサポの激しいブーイングを浴びているのかも知れませんね。
敵へのリスペクト
これは現実の戦いでありそうでないような気がします。確かにエコパスタジアムへ向かう電車の中で、清水サポが「俊輔が見たい」とか会話はしていましたが、「ジャイキリ」の東京ダービーの時の持田のような状況になった時に敬意を払うかどうかは不透明ですね。(持田が退場する時、羽田が「拍手したい奴拍手しろ 敵に敬意を示めしたところで バチはあたらねえよ」といったような言葉を言っています。あのシーンは美しい、ダービーは現実もこうあるべきなのでは、と思いました。)
初めて観戦する人にとっては少し腰の引けるダービーマッチですが、サッカー観戦の面白さを知ることの出来る試合でもありますので、漫画でも現実でも楽しむ機会を持っていただければと思います。
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第5位 柄本つくし(DAYS)
高校入学からサッカーを始めた彼には、どんな選手になるのだろうかという期待があり、その分の伸びしろも予想できます。反面、幼少のころからサッカーをやっていた選手が多くいる中では、経験に基づいた伸びしろという点で、かなりのハンデがあるようにも感じます。そのような事を踏まえてこの順位となりました。
第4位 椿大介(ジャイアントキリング)
ETU注目の若手の彼は、サポーターにまで「お前はどこまで伸びるんだ」と言われるほどです。達海猛監督の元その才能が開花し、ついにはA代表にまで入るようになった彼には、伸びしろがまだまだあることには異論のないところだと思います。この順位とした理由には、二十歳という年齢的な点と「ビビリ」と言われる性格を考慮して、です。
第3位 一条龍(BE BLUES)
ファンからの「なんで?」という怒号にも似た声が聞こえてきそうですが、小学校の頃の大怪我が全く影響ないとは考えにくいため、この順位とさせていただきました。私の感じる彼の伸びしろは常に相手の予想の上を行くという進歩の仕方にあると思います。本来ならば、1,2を争う伸びしろを持っていると言っても過言ではないでしょう。しかしその伸びしろも、ケガの影響によるプレイの幅の制約ということも今後考えられるのではないでしょうか?
第2位 青井葦人(アオアシ)
中学校時代まではサッカーをしているだけの彼も、エスペリオンユースへの入団をきっかけに、本当の意味でのサッカーを教わることになりました。試合を重ねるたびに新しい発見や面白さを感じている今が、まさに伸び盛りの時期なのではないでしょうか?本連載では、やっと阿久津からのコーチングも受けられるようになりそうなので、今後も注目していきたいです。
第1位 大空翼(キャプテン翼)
相手の技を何でも吸収する彼は、連載から何年も経った今でもそのスタイルに変化がありません。とは言え、トントン拍子でずっと進んできた訳ではなく、怪我や挫折にぶつかりながらも努力を重ね続けてきています。小次郎が「俺は甘かった」と思う程の努力が、伸びしろの多さを作っているのかも知れません。(「キャプ翼」という作品そのものが、サッカーに夢を与えているという色合いが強いので、主人公をそのように作り上げているという作者の意図もあるのかも知れませんね。)
あくまで個人的な主観によるものですので、悪しからず…m(__)m
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八百屋を営む田沼吾郎は、監督である達海猛が現役選手だった頃からの古参サポーターですが、達海がチームを辞めたと同じ位にスタジアムへ足を運ばなくなり、達海が監督となって戻ってきたと同時にまたスタジアムへ再び通うようになりました。
達海が居なくなったETUの応援を立て直し、東京スカルズまで組織した羽田からすれば、彼の行動は面白くないのは当然で、「俺たちはどんな時でもチームを見捨てたりしない 死んでもあんたらみてえにはならねえよ」とまで言い捨てています。
これは、昔は強豪と言われたチームでよくありそうなことで、強かった時にスタジアムに来ていたサポーターが、お目当ての選手の移籍や、チームの不振などがきっかけで足を運ばなくなり、残ったサポーターが苦労して再び形を作っていく…そんな光景にも繋がっています。苦しい時代を知っている人間からすれば、いい時代にしかスタジアムに足を運ばない人間は面白くないのは当然でしょう。
では、吾郎はETUのことを全く気にしていなかったのでしょうか?そんなことはないと思います。家に飾ってあった達海の現役時代の写真が物語っています。仕事や家庭に追われ、スタジアムに足を運ぶ機会を失った、あるいはそうせざるを得ない状況が、吾郎をそうさせてしまったのかも知れません。若い人からすれば、言い訳にしか聞こえないでしょうけど。
Jリーグも発足から25年が経ちました。当時若者だった人の中にも、連載当初の吾郎のような人が多くいることと思います。そういう人が居たら、再びスタジアムへ足を運んでもらいたいし、また、スタジアムでそういう人を見かけたら、羽田のように邪険にせず、快くとはいかなくても、迎え入れて欲しいと思います。そうすることで、チームがそしてサッカーという競技が盛り上がるのだから…。
追記
吾郎に意見していたバックスタンドで何年も観戦を続けていたおじいさんたちが、筆者に近い立場ですが、私自身はまだまだおじいさんではありませんので(笑)、あしからず。
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【風景のこだわり】
他のアニメ映画との比較でよく挙げられるのは、映像の美しさです。「君の名は。」や「秒速5センチメートル」では、そこに聖地巡礼として訪れるファンが多く、そのことからも映像が持つパワーを感じます。
加えて、特定の場所以外にも、時間や季節から切り取った風景も作品を彩っています。例えば「空」です。
「雲のむこう、約束の場所」では青空を割くように飛ぶ白い飛行機という構図。「言の葉の庭」では変化の激しい梅雨空。「君の名は。」ではカタワレ時がそうです。
こうした「空」への思いは「ほしのこえ」にてすでに表現されています。美加子と昇の2人で自転車に乗りながら夕焼け空を見上げるシーンがあります。ここはカタワレ時の原点かもしれませんね。
さらに言うなら、昇が「思いが、距離や時間を越えることだって、あるかもしれない」というセリフがあります。このセリフが実現したのが「君の名は。」です。新海監督が、初心を大事にしていることが伝わってきます。
【日常を愛おしむ】
空の他にも、新海作品では日常あるものが美しく見せています。
「ほしのこえ」では、美加子が「昇くんとまた二人で、コンビニでアイス食べたい」と願いました。宇宙船に乗って、色々見たり感じたりした美加子が願うのは、昇との日常でした。
「雲のむこう、約束の場所」では、佐由理と交わした遠い約束を叶えるべく、物語が動き始めました。浩紀と拓也は3人で過ごした日々、日常が離れずに心に留まっていたからです。
「秒速5センチメートル」ほど、日常のを綺麗に綴った作品はありません。この作品に特別な要素はなく、大なり小なり視聴者にも通ずる体験があることを題材にしています。
「星を追うこども」は、非日常な舞台や出来事が多い作品です。しかし、だからこそ田舎町の日常や風景、人物の心理描写がリアルです。
「言の葉の庭」は、「雨の日だけの特別な逢瀬」というのは特別感がありますが、雨降りの新宿御苑というのは別段特殊な状況ではありません。それでも雨が嵐が、雨上がりの空が、作品に表情をつけています。
「君の名は。」の見どころは、彗星落下直前かもしれません。しかし、瀧と三葉が互いを恋愛対象として意識し出したのは、入れ替わりの日々―。「前前前夜」が鳴り響くあのシーンです。
【まとめ】
「情感あふれる風景は、どのようにして作られるのですか」という質問に新海さんはこう答えています。
「何か特別な風景を探しているわけではない。秒速5センチメートルの舞台が参宮橋なのも、当時その近くに住んでいたというだけ」
いくらでも空想やファンタジーを描くことも出来るアニメ映画において、新海さんのこだわりを感じる発言でした。ぜひ新海作品を視聴する際は、日常は光で満ちていることを感じてほしいと思います。
]]>とは言え、「アオアシ」の一条花は、アシトに対して、栗林晴久が感心するほどのバランスのいいメニューを考案してあげたりしていたり、「キャプ翼」の赤嶺真紀が日向小次郎に対して、「スポーツ選手にコーラはよくない」みたいなことを言ってこぼすシーンがあったりと、全く取り上げていない訳でもないようです(新しい作品だと、ジーコとアントラーズの選手のエピソードを絡めて、アスリートにスナック菓子は良くないみたいな話は良く出て来ますね)。
今回はタイトル通り、サッカー漫画に出てきた食事、「サッカー漫画メシ」を取り上げたいのですが、筆者自身は、年齢的にも体力的にも、また肉体的にもアスリートと言うには程遠い(笑)ので、アスリートメニューを摂取したところで、猫に小判になってしまうので、漫画作品中に出てきたメニュー等の一部にクローズアップし、実際に食してみた内容について記述させていただきます。
まず「ジャイキリ」達海猛が言うところの「俺のおすすめ朝食セット」。なんて事はない、タマゴサンドとドクターペッパーが1缶です。海外での(おそらく)一人暮らしが長かったためこのような組み合わせなのでしょう。個人的には「朝から炭酸飲料」というところに違和感を感じた通り、空きっ腹に炭酸飲料は強烈でした(笑)。飲んだ直後よりも、飲んで暫くしてからの胃への残留感を強く感じました(もしかしたら、この残留感で腹持ちよくさせてるのかも知れませんが)。
「アオアシ」の一条花の肉の焼き方。アシトの肉(カルビ)の焼き方がなってないと指摘したのち、自分で焼いて見せた時のセリフ「脂をもっとしっかり焼くことでおいしくなるし、胃への負担も減る!」「いわゆる片面8割裏面2割…」「表面をカリッとさせることで肉の食感にアクセントを。」の部分。何処か焼肉の正しいマナーみたいな感じですが、この焼き方を実践して焼いて食べてみると…なるほど、これが焼肉の味なんだ、と感心すること請け合いです。皆さんにも是非お勧めします。
追記
この原稿を書いた日の夕食がカレーだったのでおまけを。「BE BLUES」の中で、黒部監督が退任の際に部員たちに振舞った手作りカレーが美味しそうに見えましたが、部員たちはどのような味に感じたのでしょうか?少なくとも一生忘れられない味であったのではないかとは思いますが…。
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