ネタバレ WEEDのジョンの死に様で勇気を身につけたい

高橋よしひろの犬マンガWEED。前作にあたる流れ星 銀 からの重要キャラクターであるジョンの死に様が最高だ。 戦いの中で敗れる事が分かったジョン。自分が助からないことが分かったジョン。 腹は破れ腸が一部飛びでて身体は動かない。そして敵に腸を引きずり出される。 しかし引きずり出された腸を自分で食いちぎり、吠える。 「誰もかれも最後は泣き叫ぶと思ったら大間違いだぞ!! たとえこの身が滅び腐り落ちてもオレの信念は変わらん オレの心に宿る正義の魂はたとえこの体を失っても…、 再びオレの仲間に宿る…、己ごとき小悪党に滅ぼされることはない!!」

人間(犬だけど)の尊厳を守るのは力ではなく信念だという事が強烈にえがかれている。 社会生活をしていると、どうしても力に屈しそうになる。 普通の社会で殴りあったりはしないのだけど、大抵はお金の力だったり立場だったり権威だったり、 あるいは数の暴力と戦うわけだ。ぼくは、そんな時にジョンを思い出すようにしている。 なにが何でも信念は屈しないのだ。

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