登場人物をイニシャルでN極とS極に分けると、ちょっとおもしろい。 【感想】 聲の形 第49話

植野が籠城できている背景がわかった

意識の戻らない人間の病室に籠って、他人を入れさせないなんて、家族じゃないと無理だと思っていましたが、何か、将也の母親公認な感じでした。

なんか、将也の母親も、複雑な心境のようですね。読者から見ると、硝子の肩を持ってしまうのですが、母親から見ると、植野は小学校からの友達だし、なんか、フラットというか、硝子よりは、理解できる存在なのかもしれません。

真柴の過去と歪みっぷりが明らかに

彼は最初から目つきが怖い感じでしたが、そういった描き方の理由が今週わかりました。何か、精神のバランスが崩れたままなんですね。将也殴ったり、先生に水かけたり、ちょっと情緒不安定というか

期待の性格ブスの対決は中途半端

川井と植野、見た目はかわいくても性格は最悪な二人の対決は、いまいち白熱しませんでした。ただ、川井は植野に対して容赦なくて、面白いです。彼女が優勢でしたね。最後まで徹底的にやって欲しかったな。
なんか、植野の顔が醜くくなってきた感じがします。いくら、悪役的な立ち位置とは言え、顔が凄いことになってます。とくに、今週の永束を見る顔が、酷い。目の下にクマ?植野の濃さに比べて川井は、薄いですね。今まで通りというか。

見出し 植野と川井どっちが、より感じが悪いか?

植野は直接的に迷惑な感じですけど、まあ、なんか覚悟があるというか、徹底しているところに、多少の清々しさがありますが、川井は、自覚がないというところが、嫌らしいです。しかし、現実的に、病室に閉じこもったり、硝子を殴ったりと、明らかにダメな行動しているのは植野だし。

でも、よく考えたら川井も硝子のこと殴ってましたね。
硝子は、よく殴られますね。

次回は「植野直花」

将也が落ちたあとは、サブタイトルが、登場人物の名前になっていましたが、植野は、まだだったんですね。硝子のことをバンバン殴ってた回は、西宮硝子の回でしたっけ。

ここまでタイトルになった登場人物のバックボーンを振り返っていますから、次回は、植野のバックボーンですね。彼女は、小学生の頃から将也に片思いしていますから、その辺りが語られるでしょうね。恐らく、硝子に対する恨みのようなものも、長い期間掛けて醸成されたもので、将也と仲良くできなくて、硝子を思い出すみたいなことを繰り返してきたのでしょう。まあ、完全に逆恨みですけど。

N極とS極

登場人物たちのイニシャルがSとNが多いとネットで話題になっていました。確かに偶然とは思えない多さです。

S極
将也
硝子
真柴智(さとしがS)
佐原
島田

N極
西宮硝子
西宮結絃
永束友宏
植野直花(なおかがN)

例外
広瀬
川井みき

もちろん、例外はあるので、こじつけと言えばこじつけかもしれませんが、なんとなくイメージが湧く感じがします。

例えば、S極陣営だと、将也と真柴はぶつかってましたね。島田と将也もぶつかってました。佐原と将也に関しては、とくにぶつかってないので、完全に、そのような人間関係になっていませんが。

N極陣営だと、植野と永束は、相性が悪いですね。もちろん、西宮家と植野も。とはいえ、永束くんと西宮家は関係がいいので、やはりこじつけですけど。

こうやって分けると面白いのが、硝子だけが、SにもNにも入ることができて、ジョーカー的な役割なんですね。彼女を中心に人間関係がつながっていくようなイメージです。

こじつけだとしても、面白いと思いました。