【漫画の名言】 敗北にこそ、才が必要だ。 敗戦の中で、何をどれだけ見いだすことができるのか。 ”歴戦”の価値はその能力で決まる。


”敗北にこそ、才が必要だ。  敗戦の中で、何をどれだけ見いだすことができるのか。 ”歴戦”の価値はその能力で決まる。  ”

蒼天航路 曹操

失敗は成功の母という言葉と意味はほとんど同じですが、それをこのような言い回しにする曹操という人物のセンスが光ります。

ただ多くの戦いをしてきた者ではなく、多くの敗戦(失敗)を経験し、その中から数多くのことを学んできた者こそが歴戦だという、人の才能を愛するが故の重みのある言葉だと言えるでしょう。

このあとに「おのれを、雄大な絵柄の緻密な織物と見なせ。その将器に一戦一戦を入念に織り込み、生涯をかけて仕上げるのだ」と続くのですが、自身を織物に例えよという台詞は、まさに文化的な才能を数多く有していた曹操ならではの言葉だと思いました。

そしてこの台詞を実際に言われた張?という武将は、実際に多くの敗戦を経験しながらも、最終的には曹操軍屈指の名将として名を残すのです。曹操の言葉通り、敗戦から多くを学び、糧にする才を有していたのでしょう。

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