無機質な阿部。 【感想】 阿部のいる町 第1話 新連載

イケメンに群がる女子

イケメンに群がる女子を、友達の視点から描いたコメディです。
テンポよくておもしろいです。モテモテの阿部を女子が追いかけ回すのですが、幼稚園児にまでしがみつかれる阿部です。園児の母親のアグレッシブさにクスっときました。

無機質な阿部

少年漫画のモテキャラは、大抵自分がモテることに気づいていない超鈍感野郎か、女子に興味ない系です。阿部は後者の、興味ない系ですが、心中が全く描かれないので、はっきりとはわかりません。

どうやって連載していくのか

これは設定がおもしろいので、まず引き込まれて一気に読んでしまいましたが、来週からは設定のインパクトだけでは勝負できません。どのように展開していくのか楽しみです。

 

藤沢とおるがサンデーで? 【感想】 おいしい神しゃま 第1話 新連載

今週の新連載です。

ぼくは、毎週サンデーとマガジンを買っているのですが、今週は変な感じでした。表紙に藤沢とおるが描く女の子が載っています。藤沢とおるは、「湘南純愛組」「GTO」で有名なマガジンの看板作家です。最近は、マガジンで連載していなかってですけど、僕の中では、完全にマガジンの大御所です。なので、表紙を見て、お、今週のマガジンは藤沢とおるの新連載がはじまったのか。と思いました。でも、隣を見ると、不思議なことにマガジンと書いてある雑誌があります。あれ、今週はマガジン2つ?サンデーとマガジンを買ったつもりが、マガジンと○○マガジン(別冊とか月刊とか)を買ってしまった?と、10秒ほどパニックになりました。
よくよく見ると藤沢とおるが少年サンデーで新連載をはじめたということでした。先週号を見たら、普通に告知載ってましたね。びっくりするのが1週間、遅いってことですね。

グルメ漫画

グルメ漫画のようなので、食戟のソーマのような漫画になるのかなと思いましたが、まったく違いました。相当ぶっとんでます。料理を擬人化するという不思議な漫画です。最近、サンデーはこういった実験漫画が多くないですか?「戦争劇場」とか、こういうのは、アフタヌーンの領域じゃないですかね。また、ちょっと違うか。
それにしても、これは斬新というか、すごい感じです。今後の展開に期待です。

 

あいかわらずかっこいいセリフ回し。 【感想】 ハイファイクラスタ 第1話 新連載

5月の読み切りが早くも新連載で

5月に読み切りで掲載された、「Hi-Fi CLUSTER 六攻特課事件実例」が、「ハイファイクラスタ」として連載開始しました。予想通り連載になりました。面白かったですからね。偉人の力を利用するという設定は、なかなかユニークだし、諸葛孔明っぽいシルエットとかワクワクしちゃいます。

当時書いたレビュ↓

銀魂風の緩さと、秀逸な設定。 【レビュー】 Hi-Fi CLUSTER 六攻特課事件実例 作者:後藤逸平 読み切り 週刊少年ジャンプ 2014年25号
https://mangabito.com/column/20140519-hificluster-yomikiri/

あいかわらずかっこいいセリフ回し

ヒーロー気取りかよ、警察だから、みたいなやりとりはカッコいいですね。確かに警察って、本質的にヒーローですから。気取ってるわけじゃないですね。なんていうか、それは当たり前のことでも、あらためて言うとカッコいいなと。標準装備云々も含めて読み切りのときと同じでしょうか。なんか同じな気がする。忘れてしまったし、ジャンプも、さすがに捨てたので、はっきり覚えてないけど。

ペータとナノの目だけ変じゃない?

この二人だけ、目が変なんですよ。他の登場人物は、わりと銀魂風というか暗殺教室風というか、そんな目ですけど、二人だけはアニメ顔というか、ぱっちり、お目々で違和感たっぷりです。読み切りのときは、こんな顔じゃなかった気がする。ペータもでかくなってない?もっと子どもじゃなかったっけ?
でも、バイクは乗ってたな。

偉人に期待

偉人の能力を使って戦う能力バトルものです。ちょっと、「放課後のカリスマ」っぽいモチーフですよね。どんどん偉人の能力を出してほしいですね。週に一人くらいは出したほうがいいと思います。ジャンプで最近連載がはじまった「ヨアケモノ」は、歴史上の人物を出し惜しんで人気低迷しているような気がします。歴史をモチーフにするなら、偉人はどんどん出すべき。

 

サンデー新連載はかなり実験的。 【感想】 戦争劇場 第1話

ファンタジー大作が

始まったかとおもったのですが、まったくそういうことではありませんでした。主人公の心象風景をファンタジー的な戦いで描くという。

この作品の面白さは、心の中の戦いの容赦なさですね。良心と悪い心が戦うわけですが、お互いにかなり容赦無い。そこまで、徹底的にやるのかという。

クレイモア的な女性剣士が主人公のファンタジー

いや、そうじゃないんですけど、最初は、そうかなと。いきなり戦いから始まる展開も斬新だし、かなり驚きました。それにしても、全体的に説明があまりなく、現実と戦いの切り替えもシームレスな感じでいくので、読者は結構脳を使いますね。もちろん、現代社会とファンタジー世界に場面が変わるので、そこで現実と心象風景の切り替えはわかります。

かなり実験的な作品

サンデーは、意外とこういう実験的な漫画を掲載しますね。完全にギャグ漫画でもないけど、基本的にギャグが中心で、そして絵もうまいというのが、サンデーの王道でしょうか。ハヤテのごとく!みたいな。高橋留美子から始まっている流れかもしれませんね。

 

少年マガジンの次の看板漫画か? 【感想】 鉄の王 第1話

看板漫画にしようという意気込みがある

巻頭カラーで始まった新連載ですが、カラーページの雰囲気や、煽り文を見ると、看板漫画にしようという意気込みが感じられます。
好感度の高い主人公は、マガジンらしく男にモテる、ヤンチャな少年で、なかなか魅力的です。教師を目指しちゃうところなんかは、なんとなく「GTO」を感じさせます。王道、マガジンの主人公というところです。

とはいえ、SF

なんとなく雰囲気は亞人に似ているようでもあり、ストーリーの骨格は寄生獣的かもしれません。
どちらも、少し大人向けの作品ですが、本作は、もう少し少年向けになっているように感じます。

読みやすい

ページ数がかなり多かったのですが、読みやすいですね。密度は薄いと言えるかもしれません。話が進むのは時間がかかりそうです。
ただ、テンポよく進んだら面白いかと言えばそうとも言い切れませんので、この読みやすさのほうがいいですね。丁寧に連載を続けて欲しいです。次回が楽しみです。

 

長州万歳。 【感想】 ヨアケモノ 第1話

幕末モノはじまった

新選組を舞台にする作品です。幕末モノといえばジャンプでは銀魂がありますが、同じ雑誌で、同じ時代を舞台の作品を同時に掲載するんですね。そもそも、銀魂で幕末に興味を持っている読者がいるから、それをうまく取り込もうということなんでしょうか。

結構マニアックで面白そう

新選組に架空の主人公が入り込むという物語は、最早伝統的というか、本当にいろんな話がありますね。この作品もその流れです。ただ、なかなかマニアックで面白そうです。どこがマニアックかというと、敵の断末魔が

”長州万歳”

これです。

新選組を主役にすると長州藩こそが敵になるわけです。ええ、銀魂で散々描かれていますね。その宿命の長州藩ですが、第一話の敵が、もう長州侍です。ということは、来週くらいには桂小五郎とか高杉晋作あたりがチラッと出てくるでしょうね。で、吉田稔麿とか入江九一とかもやられ役として出てくるでしょう。ちなみに久坂玄瑞は来年の大河にあわせて死ぬ予定だと思う。

でも最後は新選組は負けるわけですよ

だから、新選組に架空の人物を入れるのでしょうね。物語としてのドキドキ感を保つために。最終的には土方歳三について北海道に行って、病死しそうな桂を暗殺しようとするとか、大久保利通を暗殺したのが実は主人公だったとかで一矢報いて終わるパターンもできますね。おっと、第一話から最終回予想してしまった。

””は、集英社「ヨアケモノ」 作者:芝田優作から引用

 

 

作者の現実をザクッと切り取る力に才能あり。 【感想】 三ツ首コンドル 第1話

盗賊版ワンピース

少しだけワンピースっぽい雰囲気があって、題材は盗賊です。ただ、ワンピースのように男臭い感じでもなく、ステルスシンフォニーっぽい、アウトロー感ですね。ちょっとわかりづらいかな。

セリフ回しは藤田和日郎っぽくて好きです。

”そ…それってお金にしたらどの位の…”

”おや?せっかくの宝をあんな大量生産品に換えるのですか?”

このセリフはグッと来ました。確かにカネは人工的にいくらでも作れるもので、美術性もありません。希少価値も恣意的なものです。そんなカネで、貴重なものがたくさん買えるというのは、その現象だけを見れば矛盾があります。そういった現実を、ザクっと切り取る感覚に新しいものを感じました。

主人公は美しさを求める盗賊、ヒロインは義賊を目指す

義賊っていうのは本当に魅力がありますね。石川五右衛門、ねずみ小僧、浪漫があります。ヒロインの夢は、そんな義賊です。怪盗ですね。主人公に謎が多いタイプの話で、まだまだ底が見えません。少なくとも彼が美しいものに目がないということは分かります。

町とかダンジョンの雰囲気はドラクエっぽい

ドラクエが好きな人は、わりと好きな世界観かと思います。ダンジョンとか、ゴーレムとか、ワクワク感がありますね。魔宮が出現してという設定は、マギっぽいです。

 

サンデーは新連載が、どんどん始まる。 【感想】 サイケまたしても 第1話

ミステリーっぽい新連載

マガジンで連載していたアゲインのような、あるいは三部けいの僕だけがいない世界のような、プチタイムスリップやり直しものです。まだまだ、本編に入ってない感じですが、導入編としてはキャラクターの内面を効果的に掘り下げ方が面白く、最近連載が開始した作品とは明らかに毛色が違います。

サンデーは新連載が、どんどん始まる

入れ替わりの時期ですね。しばらく連載終了も多く出るのでしょう。自分が楽しみにしていた漫画が終わると残念ですが、新連載は歓迎ですね。毎週新連載があってもいいくらいです。

来週が気になる

早速、来週が気になるストーリー展開は大したものです。ジャンプの新連載だと一話目である程度話が完結して満足させることを目指しますが、サンデーの新連載は、そのあたりはじっくりはじめるかんじですね。

 

これからのジャンプの看板! 【感想】 僕のヒーローアカデミア 第1話

こりゃ、すっげえや

ワンピースやナルトの第一話を読んだときと同じ衝撃です。物凄いものはじまりました。アメコミっぽいヒーローが日常に存在する社会で、ヒーローに憧れる少年が主人公です。伝説的ヒーローと親しくなり、夢を現実にしていく物語です。話の本筋は、捻りがあるわけでなく、世界観や表現、リアリティで個性を出しています。

アイシールド21のような雰囲気

漫画としては、非常に完成度が高く絵もかっこいい。女の子も少ししか出てきてないけど可愛い。雰囲気はアイシールド21を思わせる感じです。読みやすくていいです。

夢とか努力とか、人生の目標とか

中高生がぶつかる壁に正面から挑んだストーリーになっているのも好感が持てます。自分の実力に折り合いをつけて「出来そうなことをやる」のか、「心の底から求めるものを目指す」のか、そんな人生の決断に迫られる、中学生、高校生の焦燥や葛藤を上手く描いています。

その中で大人であるプロフェッショナルも

子どもの視点一遍等でなく、夢を仕事にすることの厳しさや、リスク、仕事に対する志も同時に描きます。このあたりは社会人にも刺さる部分で、働くことの大変さと覚悟を表現しています。非常に共感できる内容です。このパターンは、ルフィに対するシャンクス、ナルトに対するイルカ先生を彷彿とさせます。来週楽しみです。

 

カラーページの駄菓子屋のロケーション最高。 【感想】 だがしかし 作者:コトヤマ 新連載 週刊サンデー 2014年30号

新連載なのに巻頭カラーではない

一応カラーページなのですが巻頭カラーではないです。どうしてでしょうか。コナンのパワーがすごいということでしょうか。
この作品はまたサンデーらしい変な作品で、駄菓子屋を舞台にしたコメディ漫画らしいです。一挙3話掲載と描いてあるのですが、1話が短くて、まあ、普通に1話分くらい掲載してました。

カラーページの駄菓子屋のロケーション最高

超田舎の駄菓子屋が舞台で美しい自然の中に佇む駄菓子屋が美しく、懐かしさもあり、すごくいい舞台設定ですね。こういう場所に行ってみたい。そう感じさせる設定がとてもいいです。

ギャグ漫画なので、ギャグは面白い

絵が上手なギャグ漫画というのはサンデーお得意の連載ですが、この作品もそうです。ヒロインも可愛いし、おっさんと少年の描き分けも上手。その中で繰り出されるギャグもやり過ぎてなくて面白いです。これは毎週それなりのページ数で連載して欲しいですね。