シンドバッドら王の器を持っている者こそ支配構造を世界に作り出す。 【感想】 マギ 第228話

ダビデとソロモン

ついにアルマトラン編も最終決戦にやってきたようです。この作品は明らかになっていない、謎がまだまだたくさんあるのですが、現在の連載で注視されているのは、ダビデ老とはなにか?ということでしょう。
彼の手紙を見る限りは、神の意思によって動いているようなニュアンスでした。それは彼が考えている神の啓示ではなく実際に神から直接指示されたような、そういった話し口でした。

そして決まっているのかソロモンの運命

さらにソロモンがダビデを倒しにくることまでも運命として決まっているかのような印象がありました。そうなると、全てはダビデと神の予定調和なストーリーなのかもしれません。で、こういったパターンなら、主人公だけが、絶対的な支配者から世界を変える能力を持っているという話になりそうです。ようするにアラジンだけが世界を変える力を持つと。

では、しくまれた運命とはなにか?

これはマギの中で繰り返し語られてきたテーマで「支配される者とする者がいる世界」ということになります。しかも支配されるものが支配されることを選ぶのが理想的です。ようするにソロモンが即位するような状況のことです。

アラジンが、壊した支配構造の先は?

支配による社会統治こそがダビデとイルイラーの理想だとして、それをアラジンが覆したらどんな組織が出来るのか。
民主的な社会で誰もが平等で、それぞれが自分の頭を使って考えるものになると思います。
そうなってくると、練紅炎という王の存在は邪魔になってきますね。実はシンドバッドもアリババも王の器を持つ者達こそダビデとイルイラーの後継者たちなのです。支配構造を作り出す種子なわけです。
アル・サーメンにとっては、実のところ王の器を持つものは誰であろうと協力できる相手なのかもしれません。

 

覚悟っていうのはこういうものかもしれない。 【感想】 キリヲテリブレ 第12話

あまりに衝撃的な決意にビックリした。

キリヲは妹のために戦っているわけですが、そのせいで社会に、様々な人に迷惑がかかっています。多大な迷惑を受けた一人に香坂もいます。今週、そんな香坂に。キリヲのせいで生活メチャメチャにされた香坂にキリヲは言います。

”周りにどんなに迷惑をかけようと絶対にやり遂げてみせるッッ!!!”

このキリヲの宣言は驚きました。自分が迷惑をかけていることを認めて、そのうえで、それでも、突き進むという覚悟を語っています。しかもそれをさんざん迷惑をかけた香坂に言い放つわけです。香坂の妹は死にかけてますからね。

最早、善悪定かではない領域の覚悟

全て自分が悪いと思っても全くブレない覚悟です。迷惑をかけてるんだから、悪いですよね。少年漫画の主人公としてはマズイです。
でも、これが、メチャクチャかっこいいんですね。なんなんでしょうね。何が何でもやり切るという強い意思は善悪を超えて美しいのかもしれません。

感覚的にはジョジョ5部

「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部に出てくる敵は自分が悪だと自覚している連中ですね。それでも自分の目標を成し遂げるのに迷いはない。それとちょっと似ているかもしれません。予想外な決意に度肝を抜かれました。あんまり見ないな、こんな「覚悟」の宣言。ワンピースの悪役とかが言いそう。

 

映画研究会って面白い部活だyoutubeとか使うのかな? 【感想】 EとT。 えいがとてんし 第1話

また変な連載はじまったー

先々週のヘブンズランナーショックから、立ち直れてないうちに、また変な連載が始まりました。高校の映画研究会を舞台に青春物語を描くのかなと最初思いました。銀の匙みたいな感じの学園青春モノだと思いました。しかし、なんか変なファンタジー要素が出てきました。ヒロインが天使かもという不思議な設定。これなんなんでしょう。

ヒロインは、たしかにかわいい

メチャクチャモテまくるヒロイン。高飛車な感じで男子をあしらっているのかと思いきや、あまりにも言い寄られて困ってしまっているという感じで、今までのヒロイン像とは少し違います。困りヒロインとでもいいましょうか。いや、そういうと、結構いっぱいいるな。うーん、なんていうか独特です。

でも、別にズキューンみたいなのはない

学園のヒロイン的な高嶺の花と主人公が一目惚れしちゃって恋に落ちちゃう的な感じもとりあえずないですね。なんかもう少し淡々とした感じで。肌触り的には「ハヤテのごとく!」です。この感じはハヤテを読んでるときに似てるぞー。

映画研究会って面白い部活だと思った

「会」っていうくらいだから部活ではないんですかね。これって非常に面白い活動ですね。いい映像が取れたらyoutubeで世界中に公開できるわけじゃないですか。カメラだって安いし。映像編集だってパソコンで簡単だし。部活なのに世界をビックリさせるかもしれない活動ですよね。最早、動画研究会って言ってもいいかもしれません。

実際に高校とかで、そういう活動してる?

実は、映画研究会の活動は主に動画サイトへのアップとかになってるかもしれないですね。ただ、まあ高校生くらいのコンプライアンス意識では、たくさんの問題が起こりそうですね。学校で禁止するか、先生が検閲してからかな。校内の学生が急に踊りだすモブフラッシュ動画とか面白そうですよね。先生へのドッキリとかもいいかもしれない。

 

この作品のタイトルはBE BLUES! Sが付くんだぜ。 【感想】 BE BLUES! ~青になれ~ 第154話

龍以外のブルーたち

今週は矢沢と優人のマッチアップがメインでした。龍とずっと一緒にやってるだけあって、彼もなかなかやります。なんだかんだで、小中とスタメンですからね、侮れませんよ。マリノスユースにいた矢沢からしてみれば、見劣りするのかもしれませんが、何せ龍と練習を一緒にやってるんですよ。
そして彼も未来の日本代表候補だと思います。

この作品のタイトルはBEBLUES! Sが付くんだぜ

BE BLUE じゃなくて、BE BLUES なんですよ。Sが付くわけです。青になれという副題ですが、主語を入れるとしたら、君、青になれ。じゃなくて、君たち、青になれ。ですよ。要するに、将来の侍ジャパンの物語なんですね。じゃあ、候補は誰か。


桜庭
諸星
立彦
ナベケン

そして優人も入るでしょう。

そんな身近な所から、代表選手がたくさんでるなんて不自然だという感じがしますが、この作品が描きたいテーマの1つに、龍によって日本代表に導かれる選手たちというのがあると思うんですね。だからの「s」。龍という圧倒的な一流選手のメンタルに導かれて、龍のいる環境に身を置くことにより影響を受け大成していく選手たち。一条龍世代が日本代表の中心になる。たぶんそういう物語です。

矢沢が、それを体現中

矢沢は龍と対立しながらも、彼によってポテンシャルを引き出されてますね。ミルコの指導まで受けることができたり、マリノスユースにいたときよりも、成長しやすい環境にいます。実際に速いパスを身につけつつあり、更にそれを攻略する優人とのマッチアップまで経験しています。
速いパスと、それに対する攻略法の両方で矢沢は驚いているわけですから、マリノスユースには、そのレベルがなかったことを表しています。
部分的にですが、彼はレベルの高い環境に身を置けているということになります。これはすべて龍からはじまったことです。
作中では、龍とかかわったことにより成長する選手がすでに何人か登場しています。
出世頭は久世立彦です。彼は、ユース世代の日本代表FWの第一人者らしいですから。小学校の頃は、それほどのプレーヤーじゃなかったです。事実、龍の代わりにレッズに呼ばれた程度でした。
前述の理由で優人も龍が成長させた一人です。
おそらく諸星も龍のお陰でスーパープレーヤーになれたという感じで再登場するでしょう。
そして今は矢沢です。
どこかのタイミングでメンタル最弱の桜場も龍に感化され、成長することでしょう。
一条龍が導く世代。
それが、この物語の本質だと思います。そう考えると、先はながいですね。是非、最後までしっかりと書ききっていただきたいです。
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こころ優しきバケモノの滑稽。 【感想】 ヘブンズランナーアキラ 第3話

1話から明らかだった彼が笑う理由をおさらい

なぜアキラが「フハハハ」と笑うかというと友達が欲しいからですね。何やら、たくさんの自己啓発本を読み、その中で見つけ出した方法です。
見た目が怖いから友達がいない彼が、それほど可愛らしい可憐な発想で日々を過ごしているのがバカバカしくおもしろい、一方、健気で応援したくなるわけです。おもしろいし、応援もしたくなるやつ、それがアキラという主人公です。まあ、とにかく、主人公のキャラクターで勝利しています。

こころ優しきバケモノの滑稽

彼の魅力は本当に奥深いと思います。フランケンシュタインのようなバケモノが、本当は心優しい、そんなストーリーはちょっと心温まりますよね。そういうハートウォーミングな力が彼にはありますね。一方、フランケンシュタインになった理由は滑稽でバカバカしい勘違いから来ているもので、友達にいたら絶対に楽しいパターンです。そこで笑いがあります。

そこにスポーツ

そして何やらランナーとしての無限の才能がありそうな感じです。どうやら短距離に資質がありそうです。もしかしたら100メートルを追求するのかもしれません。彼は、相当いい身体を持っていますから、世界に通用するみたいな話も不自然じゃないですね。そう言えば、笑いながら走るとタイムが良くなるという話を聞いたことがあります。アキラの笑いも意外と、そういったところから着想を得ているのかもしれませんね。

 

 

アラジンは練玉艶の子供か? 【感想】 マギ 第226話

ルフ=DNA?

ウーゴくんがルフを発見する話が出てくるのですが説明を読んでいると、遺伝子のような気がしてきました。
そして平等を愛するソロモン。ルフは平等だと言うウーゴくんの言葉に異常に反応します。ソロモンが堕天するなら、このあたりがキーワードになりそうです。世界をルフに戻そう。そうすれば平等だ。というような感じです。なんか、人類補完計画みたいな感じになりますね。そうすると。

結局失敗するであろうソロモン

彼が、世界を終わらせるような悪い事をしようとして、自分の仲間たちと死闘を繰り広げる。アルバやウーゴくんを倒すもののソロモンも滅ぼされ、シバのお腹の中の子供に転生して、それがアラジンという感じかもしれません。世界をルフに返すという信念を受け継いだシバが練玉艶として現世界で、未だに、それを狙っているという状況でしょうか。うーん、まあ、自然な感じもします。

そうなればアラジンは練玉艶の子供

ちょっと違和感ありますね。その相関関係は。あとアルバの扱いが軽すぎるような。ただ、今週、気になったのは、アルバの扱いがサラリとしていたことです。かなり大きな決断をしているのですが、省略されちゃってあまり描かれてないんですね。もう、ソロモンとシバ中心の物語で、アルバの葛藤や信念は全く出てこない。彼女はロボットのようなものなので、そういう感情はないのでしょうか。感情たっぷりのウーゴくんと比べると、掴みどころがありません。

ダビデ、ソロモン、アラジン

ダビデ老は一度だけ作品に出てきていますね。手紙みたいなのが載っていた回です。そうです、たぶん原稿おとした回です。彼の雰囲気を見ると、悪人ではありません。流れの中で、悪人を演じているだけという印象を受けます。これは将来のソロモンを暗喩しているようにも感じます。一番気になる、シバの子供の話は、今回はお預けでした。

 

剣道強いし、かっこいい。主人公が魅力ある。 【レビュー】 何もないけど空は青い 第9話

戦いには意外性が必要

今回は、多少の格闘シーンがあったのですが、それがかなり面白かったですね。さすが、原作者はあの「今日から俺は」の作者です。少年漫画では戦いシーンはかなり多いですね。だから、さまざまなパターンは使い尽くされていると思うんですね。だけど、どっかで見たことあるな感があると読者は醒めます。
そういう前提を考えると今回の戦いは良かったです。作者にうまいことコントロールされました。あと、剣道ってすごいなと。

主人公が剣道の達人でかっこいい

こういう暴力が支配する世界で、しかも鉄がない。これ、剣道最強じゃないですかね?石器時代に戻ったわけじゃないですか?木刀とか使いこなせる人が最強ですよね。文明を無くすだけなら他にもいろいろな設定があったと思いますが、鉄を無くすことを選んだ理由は、剣の世界、侍が強い世界を作り出したかったからのような気がします。

石器時代の戦争

石を投げるってのはわりとあったと思います。棍棒のようなもので殴りあう。これは主人公が得意な分野ですね。弓矢も作れそうです。矢尻は石か、木、動物の骨?そういったものでしょうか。ヒロインが得意です。うーん、主人公強いですね。今後のチャンバラ的な展開は期待ですね。楽しみです。

 

矢沢のピークが見られる。たぶん来週も。 【レビュー】 BE BLUES! ~青になれ~ 第153話

とにかく龍を活躍させようっていう展開

この作品は主人公をガンガン活躍させます。あんまり主人公が活躍しすぎると、ちょっと興醒めしてしまうこともあるのですが、あまり感じさせません。それはやはり、彼の目標が大きいからでしょうね。日本代表に入るという目標を達成するには、高校レベルでは、圧倒的に大活躍しないといけません。そういう意味で、どれほど龍が活躍してもやり過ぎという感じがでないです。これは設定の勝利ですね。

今週の表紙は江藤藍子

もう彼女は大人気ですね。ちょっとツンデレで英語勉強してる同級生ってだけですよ。あとかわいい。超巨乳の幼なじみの双子の妹でサッカーに詳しいヒロインより目立つってどういうことですかね。金髪美少女のアンナよりもってのも、まあ、相当なもので。予想外の人気か、あるいは、作者のお気に入りか、なぞです。

なんだかんだで、イケてる矢沢

彼は、物凄いやられ役的な雰囲気なんですが、意外と腕があるんですよね。個人技としては、桜庭の次くらいの実力だと思います。龍だって勝てないですよ。でも、彼は第三の男ですね。龍と桜庭という二人のスターの引き立て役に過ぎず、高校編が終わったら、Jリーグで活躍している姿が少し描かれるだけ。宮崎よりはすごいけど、出番はほぼなし。みたいことになるかと思うと切ないです。うん、君は今がピークだ。すべてを出しきれよ。

結局、龍を応援したい。

もう何だかんだで、龍を応援したいわけです。彼はあの事故がありましたから、成功して欲しいんです。復活して欲しいんです。桜庭がレッズのユースに入ったことを聞いたとき、土手の橋の下でユキと二人で絶望していた姿。あれを見てしまうと、龍を応援したくなるんですよね。そんな龍を支え続けてきたユキも同じ理由で応援したいんですよ。だから人気の江藤さんが気になるわけです。
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CEO大川は、あなどれないかもしれない。 【レビュー】 銀の匙 Silver Spoon 第103話

大川がなかなかの行動力

八軒は父親に出資して貰ってから仕事をしようとしていて、のんびりしてるなあと思っていましたが、大川も遅いと感じていたようで、ついに動き始めました。彼はまず行動するタイプですね。八軒と相性がいいかも。親父次第でやったりやらなかったりする会社なんて成功するわけがないので、まず自分たちで資金ためてやってみろよと思っていたのですが、さすが、大川、そういうことでした。

本当にバイトしろよ

彼らは生活のために働く必要がまだないんですね。てことは、バイトして得た収入は全部事業に使えるわけですよ。これはなかなか大きいですよ。ちっさくはじめて、方向性が見えたら出資を募る。そこまでいくと、もう親父じゃなくてもいいんじゃないかと。あのサラリーマンの親父次第で会社が左右されるって、ちょっと主体性なさすぎるでしょ。

酪農ヘルパー

今回は、農家が家を開けるときなどに利用する酪農ヘルパーの話が出てきました。農業ってのは、本当にいろいろと知らない世界だと思いました。毎日、毎日食べている食事が、そういった仕事の末にできあがっているとは。こういうウンチクから来る感動もこの作品の大きな魅力です。これから、駒場が活躍しそうです。彼は、過酷な運命というか、消化不良な運命をたどってきたので、ここらで爆発して欲しいですね。応援してるぜ。

 

フハハハハハって。まあ、友達できるだろ。 【レビュー】 ヘブンズランナーアキラ 第2話

ライバル登場

今週はライバルキャラが登場します。アキラのように一線を超えたキャラクターではなく、意外と普通のやつで、なんとなくライバルっぽくなりますが、たぶん、結構いいやつです。どうも彼は友達が少ないようなので、きっとアキラがいい友だちになってくれますよ。よくよく考えると部活の魅力は友達ができることですよね。なんか、いいよね。

アキラが面白い

彼の顔や、笑い方、友達がほしい、そういうのが、イチイチ面白いです。絵の力ってすごいですね。しばらく彼のキャラクターの面白さを描いているだけでいいんじゃないかと思ってしまうほどです。こういうキャラクターはどうやって考えるんでしょうね。

1980年台の匂い

よくよく、見ると、80年台の漫画ってなんかこういうのが多かった気がします。主人公はとにかくインパクト勝負で。現代では、そこに理屈が加わります。なんでいつも笑ってるのかとか。理由があるんですね。昔は、そこは無視だった気がします。ただ、彼の場合は笑っている理由がまた面白いので、そこがよく出来ていますね。