八軒とアキがほのぼのしてんだこれがまた。 【レビュー】 銀の匙 Silver Spoon 第98話

駒場が元気そうで良かった

農業業界のシワ寄せというか宿命というか、なかなか本人がどうにもしようがない理由で学校を辞めた駒場が元気そうで良かったです。作中で悲惨な人があまりたくさんいても良くないけど、なんか彼と彼の一家だけ救われない感じなんですよね。野球選手目指してたのだって今更どうにもならないだろうし。まあ、その辺が八軒の起業と繋がってくる気がしますけど、不遇なんだよな。

妹二人も兄にて家族思い

駒場家は子供が非常に性格良く育っていますね。過酷な状況でも常に前向きで自分のできる事を探している。妹達も将来自分たちで家族の面倒を見れるようにくらい考えていて、なんか涙出そうでした。農業に限らずですが現実世界の悲しさがうまく表現されています。

八軒とアキがほのぼのしてんだこれがまた

後輩になんで二人は付き合ってないのかとか聞かれたりしてお互い両想いなのは隠しもしないし、なんかね、もう浮かれてんじゃねーよって感じで、駒場は大変だぞー。とはいえ、二人が一緒になって悩んでも別に駒場が助かるわけでもないしいいんですけど。いいですけど、なんかギャップがね。結構来るもんある。

アキの父は出る作品を間違えてる

アキの父が異常なシリアス顔でもう出る作品間違ってるんですよね。彼は鋼の錬金術師の住人ですよ。アルスラーン戦記でマルズバーンやっていてもおかしくないな。そりゃあ八軒はアキに手を出せないわ。

 

ちょっと別格な面白さでしたね。 【レビュー】 何もないけど空は青い 第3話

この作品はかなりヒットするかも

今回第3話の当作品。1話目、2話目もなかなか面白かったのですが第3話になって急激に面白くなってきました。鉄が無くなる事により社会がどんどん混乱していくのですが、先週までは意外とメチャクチャでも無かったんですね。鉄が無くなるのには地域差があって先週までの舞台は割りとまだ大丈夫だったのです。

鉄の消滅が早い地域

今週は鉄の消滅がかなり進行してる地域が舞台だったようです。街の様子は90%無政府状態です。北斗の拳の世界まではいってないけど、そこに向かい初めているという感じです。その異常状態を主人公が体験していきます。

先の事を心配しすぎて正しい判断が出来ない

今回大きなテーマとして語られたのが、人間は先の事を心配しすぎて今この瞬間の判断力が鈍るというモノでした。心配しすぎて適正以上の生命保険に入ったり、心配しすぎて極端な節約と貯金をしたり、心配しすぎて過剰なダイエットをしたり、未来の不安で判断力が鈍るというのは人間の特徴の一つだと思います。こういう人間の深い所に迫るような日常的なテーマを非日常を使ってざっくりと切り出してました。ちょっと別格な面白さでしたね。多分この作品は爆発的に人気出ると思いますよ。

 

マギは残酷だしエロいけど子供たちに触れてもらいたい作品。 【レビュー】 マギ 第220話

あまりに美しいソロモンの物語

ぼくの思うこの作品の凄い所は最初からテーマがブレない事だ。支配するもの支配されるものがいて、それを無くしていくというのが物語の本筋で、それは奴隷と主人だったり、王族とスラムの住人だったり、遊牧民と皇帝だったりするのだが、基本的に人間は支配されたりしたりしてはいけないという話になっている。一つのエピソードだけでは伝えたいことが描ききれないため様々な角度で解法の物語を繰り返し描いている。例えばマグノシュタットでは支配される側が支配を望んでいるというシチュエーションだった。世界には様々な支配構造があるという事だろう。

支配されるべきではない範囲

今週のマギでは支配されるべきでないのは誰までかという線引を感じた。マギでは人間が人間を支配するという構造を描いてきたのだがアルマトラン編では人間以外の知的生命体も登場する。もちろん前回までのソロモンの言動で彼が人間以外の知的生命体も人間と同じように幸せに生きるべきだと思っている。要するに現実社会で言うところの人権があると彼は考えているのだ。

ソロモン流の人権を語った

彼は今回彼自身が考える人権とは何かを語った。これはそのまま作者が考えている人権をソロモンが代弁しているのではないかと感じた。非常に分かりやすくて子供でも分かるだろう。マギは多少残酷だしエロいけど子供たちにも触れてもらいたい作品だと今回は強く感じた。

エロさ(おっぱい)にも作者の言いたいことがあるのでは?

クソ真面目にバカな話をするが、もしかしてマギに沢山出て来る巨乳キャラクターにも作者の意図が隠されているのではと今週の表現を見ていて感じた。ソロモンが愛情について語るシーンがある。その中で赤ちゃんを抱く巨乳の母親が描かれる。そこでぼくが感じたのは、もしかして今までの巨乳は母性=愛情のメタファーなのかと。ぼくの解釈ではソロモン曰く愛情を持てる生き物=人権があるのだから、要するに巨乳=人権(混乱中)という事になる。

ともかく、ただの読者サービスにしてはやけに象徴的に描かれているんですよ。巨乳の母親が。

 

ちなみにぼくはアンナよりも優希が好きです。 【レビュー】 BE BLUES! ~青になれ~ 第147話

ミルコ・コヴァッチの才能への執着

ミルコは作中でフットボールの才能に非常に執着を見せています。これは彼が旧ユーゴスラビア代表監督だった事と関係があると思います。旧ユーゴは多数の民族が生活する多民族国家で、それが原因で内乱になり結果的には国家が分裂してしまいました。ただそんな内乱の中でもフットボールだけは国民の希望だったようです。そういった環境で代表監督を務めたミルコのフットボールに対する思いは並々ならぬものがあると思います。そういった背景があって彼がフットボールの才能に執着するのだと思います。彼にとってフットーボールの才能=希望なんだと思います。要するに彼から見れば一条龍や桜庭巧の才能はフットボールのみならず人間の希望なのです。

今週もミルコ流コーチング

ぼくがミルコの指導に感心するのは、彼が人間を理解した上でフットボールを考えていると感じるからです。今週もうまく女の子たちを使って選手を導いていました。いまいち種明かしはされませんでしたが来週には理由も分かると思います。

女の子が可愛いと思いきや男も愛らしい

この作品は絵柄が非常に可愛らしく女性キャラクターが非常に魅力的です。更に今週は龍や桜庭も非常に愛らしく描かれていました。アンナが彼女だとみんなに疑われる所の龍と試合に出たがる桜庭はキュートでした。ちなみにぼくはアンナよりも優希が好きです。

地味に気になる龍と優希とアンナ

もし龍がアンナとか誰かと結婚したら優希は一生龍を引きずるだろうなとか、余計なお世話ですが考えてしまいますね。でも龍は兄妹みたいなもんだからとか言ってるし、なかなか目が離せません。人間をリアリティを持って描いている作品だからこそ細かい本筋とは違う部分も面白いです。

ちょっと矢沢かっこいいな

彼はボールが足元に入ったらレノン先輩でもうかつに飛び込めないくらいのテクニックを持っています。一条龍伝説を知らない県外の部外者で作中では異質な存在なのでどういった役割が与えられるのか楽しみです。とはいえ、ポジションどこだっけ?くらいの印象ですね。今の所は。サイドアタッカーでしたっけ?

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結局弟の世話をしてやる靄子。 【レビュー】 姉ログ 第105話 第106話

妄想した挙句もっとダメな方向へ

結局靄子はいろいろ考えすぎて余計弟と親密になる方向に毎回もっていく気がします。まあ読者には彼女の心の声が聞こえているので嘘はないと分かるのですが無意識に弟と仲良くしたくて仕方ないというのが伝わってきます。

会長はちょっと見抜いた

私も姉だと言い切った会長はむしろ靄子がブラコン気味だと見抜いていました。彼女は凄いですね作中では誰も触れないことを同等と触れていましたから。

靄子が自分の暴走に気付く展開

靄子自身が自分の妄想に気付く展開があると面白いですね。私が考えすぎだったのかー的な。まあ、靄子の妄想が解決されてしまうとこの作品は終わってしまうのですが、、。

105話のラストの靄子

結局弟の世話をしてやるという方向に結論を持っていく靄子。もうなんかいろいろメチャクチャだなと思いながらも可愛かったですね。何だかんだ言って彼女は本当に性格がいいお姉さんだと思います。弟くんは幸せだと思いますよ。うん、今週も面白かった。

 -週刊少年サンデー 2014年17号 姉ログ 作者:田口ケンジ-

 

河合花火の見た目最高。【レビュー】 競女!!!!!!!! 第33話 

河合花火が強すぎる

今週面白かったです。何ていうかほとんど「はじめの一歩」の様になってきました。ギリギリの戦いに胸踊ります。(二つの意味で)

結構胸を使う技が増えてきた

基本的にお尻で相手を場外に叩きだす競技ですが最近は胸を使う技が増えてきました。これルールどうなってるのでしょうか?お尻でしか攻撃しちゃいけないなら胸で押したりするのは反則ですよね?どこでも使っていいならパンチ、キックがありになっちゃうし。

水着の範囲だけ?

水着の範囲でなら攻撃していいとかっていうルールありました?それにしても今回ののぞみの技はかなり際どかったですね。ちょっとユニフォームを引っ張る的な。イエローカードじゃないのかな?

これプロになっても水着統一なのかな?

プロになったらみんな違う水着来て欲しいですね。そのほうがキャラも立つしいいと思うのですがどうでしょう。

-週刊少年サンデー 2014年17号 競女!!!!!!!! 作者:空詠大智-

 

散々不良を表現しておきながらの不良批判。深い。【レビュー】 何もないけど空は青い 第2話 

凄い暗闇

今回、鉄の無くなる世界=テクノロジーの無くなる世界がうまく表現できていた。夜になると辺りが真っ暗闇になるという話なのだが、実際に本当の真っ暗はなかなか味合うことは出来ない。どこだって多少の街灯はあるし車のヘッドライトもある。

たまに田舎に行くと驚く

ちょっとした都会に慣れていると、たまに田舎に行くと夜があまりに暗くて驚く事がある。星がキレイだとか思う前に夜の暗さに驚く。こんなに暗くなるのかといつも思う。そういった感覚を作中でうまく表現できていて面白く感じた。

ヒロインが不良を撃退する場面の面白さ

このシーンは今回のハイライトだと思うが非常に面白かった。ダラダラ生きてきた不良たちがイキがっていられたのは平和な時代だからだとヒロインは言う。この視点は非常に面白かった。確かに本当のサバイバル時代になったら斜に構えて努力を怠る者から淘汰されていくのは間違いない。不良が不良でいられるのは社会の常識に守られているからだろう。

生きるための勉強も訓練も必要

作中ではまだそこまで至っていないが本格的なサバイバル時代に突入した場合にはまず生きるための知恵を磨かなければならない。警察機構がない以上自分たちで自分の身を守るために集団を作る必要があるかもしれない。そういった時に不良は集団には入れないだろう。怠け者はまず排除される。不良同士で集まっても結局努力できない人間の集団であれば自衛すら出来ない。

何もないけど空は青い 第3話 予想

鉄のない世界でも集団を作って人間はそれそれ生活してるんじゃないかと思う。主人公たちはそういう集団を探すあるいは加盟すると予想出来る。その中で納得行かないこともあり自分たちで集団を作る展開になりそうな気がする

-週刊少年サンデー 2014年17号 何もないけど空は青い 作画:飯沼ゆうき 原作:西森博之-

 

琴音っていい指導者だよな。これは作品の魅力 【レビュー】 ファンタジスタ ステラ 第68話

琴音が類に自分の気持ちを書かせる

高校でのビジョンがはっきりしない類に琴音が紙に書くようにアドバイスします。これは凄くいいなと思いました。書くことで考えがまとまり、またまとめないと書けません。問題があったら解決策を紙に100個書けという話を聞いたことがあります。

いい事はいくつかある

紙に書き出す事でいい事はいくつかあるのだと思います。1つ目は考えを纏めてないと書けない、書いてるうちに纏まるという事。2つ目はそれを視覚化できる事。目の前に文字になって現れればより客観的に理解することが出来ます。3つ目は思い出せること。あとから見て自分の考えていたことや決意などを思い出せること。

琴音はいい指導者だ

日本の誇るファンタジスタ坂本徹平を育て上げただけあってサッカーに関わらず指導者として琴音は実力があるなと思いました。こういう先生がいたら生徒は幸せだよな。類は琴音がいなかったら絶対に日本代表になれてなかったわけだし、人との出会いは本当に大切です。

類のキャラクターは独特

ネガティブという類のキャラクターは独特です。我の強い代表メンバーの中でも少しづつ存在感を示していますが、それにしてもネガティブで面白いですね。

-週刊少年サンデー 2014年17号 ファンタジスタ ステラ 作者:草場道輝-

 

相変わらずの理不尽劇。 【レビュー】 ハヤテのごとく! 第445話

ハヤテ豹変

今回のハヤテはひどかったです。いくら追い込まれているからって、そこまでしなくてもいいのに。とはいえ、その思いっきりぶりが面白かったです。この作品は結構思い切ってキャラクターが動きますね。

海の家3日間で890万円の利益が必要

ハヤテの今の課題は3日間で890万円の利益を作ることですが、これはどう頑張ってもムリだと思います。売上だけでも500円のカレーだったら17800杯必要です。これだと1日6000杯程度が必要です。お客さんが6000人!20席あっても300回転。1日10時間営業するとしてお客さん一人あたり2分で食べ終わって貰わないといけないです。これちょっとムリじゃないですか?

でもやる気あるな

客単価1万円くらいないととてもムリな目標ですね。それでもムリかな。とは言え、挑戦するしかないハヤテ。もう宝物とか拾うしかないですよ。

ハヤテのごとく! 第446話 予想

もしかして財宝を拾うかもしれない。今週のラストの展開から想像すると、もしかしたら財宝を拾う的な事があるかもしれません。あってもおかしくない流れです。

-週刊少年サンデー 2014年17号 ハヤテのごとく! 作者:畑健二郎-

 

三つ目が通るとか摩陀羅とか好きな人にオススメ 【レビュー】 クレーシャの鐘 読み切り 週刊少年サンデー 2014年17号

仏教的世界観を題材にした作品

主人公は高校生で、実家はお寺のようです。仏教的な世界観は作品全体でキーワードになってきます。妹が座敷牢に閉じ込められていて、それが原因で主人公と父親が不仲である事が伝わります。

乾いた空気感に引き込まれる

「ブリーチ」と「蟲師」の中間の様な空気感で初期の頃の「孔雀王」も感じさせるような乾いた雰囲気があります。作品のテーマは仏教の毒なのですが、それが非常に絵と「間」にマッチしていて引き込まれるものがありました。

最初が大切

読み切りや新連載は最初の数ページが大切だと思うのですが、この作品は掴みが最高でした。路地裏で喧嘩している主人公が1ページ目です。これは特に深い印象はありません。そしてページを捲ったあとの3ページ目です。このページが凄いです。寺院の静寂と厳かさ、そしてここからの物語を期待させる「なにかいそう」な感じがスッと入ってきました。

ストーリーはよくわからない

おそらく壮大なストーリーが後ろに隠れているのでしょう。この話だけではストーリーとしてはあまり理解できませんでした。途中に出てくる殺人犯はもう少し描いて欲しかったです。最後は化け物の怖さしかなくなり、人間の怖さがなくなってしまいました。そのあたりはもう少し深みが欲しかったです。

世界観が圧倒的

とはいえ、ぼくにとってこの作品の魅力はその世界観にあります。寺院の描写と題材である仏教に合った絵柄。これだけで最後まで夢中でページを追いかけてしまいました。これは是非連載して欲しいですね。

-週刊少年サンデー 2014年17号 クレーシャの鐘 作者:果向浩平-