【レビュー】 思春期生命体ベガ 作者:林家志弦

短編
著者:林家志弦
ジャンル:現代ガールズラブコメヒロイン
特色:コメディ 微百合 侵略 正義 弱ヒロイン

読み切り1本、思春期生命体ベガの4話と描き下ろしが入った単行本です。
 
 
西暦2030年、寂れた海沿いの温泉街。
 
サーファー、新婚さん、怪獣と宇宙人琴平ベガが彩る街のお話しです。
 
 
温泉街には時々宇宙怪獣がやってきます。
 
それをベガが倒すのですが、ある日ベガは巨大化したり、空を飛んだり、光線が出したりできなくなります。
 
それが鷲峰ありさのせいだとして、できるようになるためキスをするように迫る、というのが本線?です。
 
 
とにかくベガのキス迫り方がガサツで、ブチューとかキッスとかラブチャージとか、こちらが噴きだしそうな言いまわしと態度で迫って行きます。
 
途中ライバルの出現で鷲峰の嫉妬やベガの思い違いが拍車をかけます。
 
 
短編ですが、後味も悪くなくすっきり楽しめる百合ラブコメ漫画です。
 
 
この2人と同じ料理部の1年、田辺ちゃんが何か巻き添え可哀想なところもいい味出してます。
 
 
作者の林家氏は、はやて×ブレードなどでおなじみの、百合とコメディを描かせればピカ一な方です。
 
照れくさくて苦手だった「キス」という単語を克服するためにベガは描いたそうですが、克服できなかったそうです。
 
できないと思います(笑)
 
巻末のドラマCDの話しをみて、買えばよかったと後悔。
 
まだ買っていない人はドラマCDセットのものをお勧めします。

この記事は黒羽様の許可を頂いて転載しております。
この記事の作者:黒羽様
転載元URL:黒羽コミックレビュー 
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