”だって私は新しいキャンディを創れる仕事をしてるんだから”
編集王 目白通代
仕事を選ぶ時、お金が儲かりそうだとか、楽そうだとか、そういう感情で選んでしまってはいけない。
好きな事を選ばなければならない。好きな事を仕事に選ぶというのは甘い話しのように感じるかもしれないが、紛れも無く成功確立が一番高い。
理由1、詳しい。
好きな事であれば当然好きじゃないことより詳しいだろう。例えば釣が趣味だったら、竿やリールに関しては詳しいだろうし、サッカーが趣味ならボールや靴、サッカーのスタジアムや選手の情報にも詳しいだろう。詳しいという事はビジネスをする上で相当なアドバンテージだ。人間学習能力が高まるのは自分のお金を使ったときだ。好きな物には、相応の金額を使ってきただろう。お金を使った人は知識では負けない。
理由2、24時間365日働ける。
好きな物なら朝から晩まで、仕事の事を考えていたいだろう。仕事に費やす時間が多いほど成功確率は高まるが、好きじゃない事を長い時間やるのは無理だから、好きじゃない事をやると成功確率は低い。公私混同?いや公私一体だ。全てが仕事中心で生活するくらいじゃないと、この厳しい競争社会で生き残れない。
理由3、ストレス解消。
人間生きていればストレスを感じる事も多い。それを様々な手段で解消する。例えば、スポーツ、飲み会、買い物や食事。もし、仕事でストレス解消できたら?好きな事を仕事にすれば、仕事はストレス解消になる。ストレス解消しながら仕事が進むのだ。とても効率的だ。
理由4、同志が出来る。
好きな事が同じだから仲良くなるという関係を同僚と作れる。共通の好きな事を仕事にしている同志であればチームワークは抜群。うまくいかないわけが無い。
以上、4点が大きな要因だ。
もちろん好きな事でも仕事になりやすい事、そうでもない事というのがある。なかなか難しいが、その気でやれば意外と出来たりすることもある。自分がやっている仕事を物凄く好きになれるならそれでもいい。
自分がやっている仕事を物凄くすきになれているかどうかは、その仕事の為に、いくら自腹を切れるかで分かる。後で取り返せるから自腹を切るのではなく、面白いから楽しむために自腹を切れるか。そのあたりが尺度だ。
好きな事が仕事のビジネスマン。
好きじゃない事が仕事のビジネスマン。
競争したら勝つのはどちらかは明らかだ。
””は、小学館「編集王」 作者:土田世紀 から引用
*まんがびとの心得とは? 漫画の名言を題材にした熱いコラムです。生きるヒント。心の栄養。モチベーションアップをテーマに独自に名言を解釈したコラムです。