神と人間
今回、ダビデとソロモンの会話の中で、ダビデはソロモンと仲間たち、異種族を、神は大罪と見なすというようなことを言います。それに対してソロモンは、それなら神はいらないといいます。漫画でこの展開は多いですね。神の意思を語る悪役がいて、主人公は神を否定。という流れです。これ外国ではちょっと違う展開になるんじゃないかなと思いました。
神の意思の解釈で揉めるのが普通
世の中の宗教が絡む争いのなかでは、神を信望するものと否定するもの戦いでなくて、神の解釈の違いで戦うわけです。だからたとえばダビデ老が、神はソロモンたちを見捨てたといったら、ソロモンは、神はそんなことは言わない。そんなふうに神の意思を代弁しあって戦うのが世界の宗教が関係する争いです。しかし、日本は無宗教者が多いからでしょうか。簡単に神を否定します。しかも正義側の主人公が。これは欧米の人から見たら結構文化の違いを感じることなのだろうと思います。
アルマトラン編は佳境に。
どうやら、そろそろアルマトラン編が終わりそうです。シバの子どもが誰なのか、ソロモンはなぜ現世界を作ったのか、そして今週出てきた新たな疑問、運命とは何か?そういった謎がアルマトラン編で全て語られるのでしょうか。それとも謎のまま現世界の話に戻り徐々に明らかになっていくのでしょうか。そもそも、現世界の成り立ちについてだけはアラジンは説明しそうですが、シバの子ども、練玉艶、ウーゴくんとか、そのあたりまでちゃんと説明するとかしないとか言ってないですしね。アリババを含む会議室の連中がちゃんと疑問を聞いてくれるか心配です。とくにシバの子ども。ちゃんと確認して欲しいですね。知識欲の塊である練紅炎がスルーするとは思えないですが。