何があってもくじけない男になるために心に刻みたいたった一つの言葉 男坂より

”男がめざそうとする道はしょせん坂道でしょう!”

男坂 車田正美

人生と言うのは困難の連続だ。思ったようにうまくいく事なんかめったにない。
とくに仕事をしていると目標達成を簡単に出来る事なんてないし、経費が予算に収まらない事もよくある。
それは当たり前の事だ。出来る限度のギリギリちょっと上こそが目標だからだ。
もちろん達成するつもりで必死にやらなきゃだめだ。しかししんどいのが当たりまえだ。

エジソンは1万回失敗した。

エジソンは電球を作るために試作品を10,000個作ったらしい。
それだけ作ってようやく電球は完成したのだ。9999回の失敗の果てに成功したのだ。

”9,999回のうまくいかない方法を発見した”

これは有名なエジソンの言葉だ。

偉人と凡人の大きな違いがある。それは打席に立つ回数だ。
偉人はそもそも打席に立つ回数が圧倒的に多い。だからヒットも多いし、ホームランも多い。
野球では打率が低いと試合に出れなくなって打席に立つ回数も減ってしまうが人生は違う。
人生は、あの手この手の工夫をすれば打席に立つ回数をいくらでも増やせる。

凡人は打席にたって凡退するのを恐れる。

そこには失敗を恥ずかしいと思う気持ちがあるし、それが怖いと思う気持ちもある。

男らしさってなんだ?

失敗を恐れないという事だ。
失敗を恐れる自分を恥じるという事だ。

打席に立たないで打てるヒットはないのだ。

天下人徳川家康はこういっている。

”人生とは重き荷を背負って坂道をゆくようなものだ”

人生とは要するに坂道。何かを成し遂げたい人は人生をそのように認識しておこう。
すると困難にぶつかっても失敗して坂を転げ落ちても覚悟と準備が出来ているはずだ。

もし失敗した時は失敗した自分を誇らしく思え。なぜなら君は挑戦してるって事だからだ。
それはすっごくかっこいい事だぜ!

””は、集英社「男坂」 作者:車田正美 から引用