”君はそういう時代に生まれた あとは君次第や”
宇宙兄弟 馬場広人
宇宙兄弟5巻 古谷と馬場が身長が小さくても着れる宇宙服の話をしている際に馬場が古谷に言った台詞。
古谷は身長が150㎝程度しかなく従来の宇宙服を着る事が出来なかった。
しかし同じく身長の問題で宇宙飛行士を諦めた馬場が低身長でも対応する宇宙服を開発した。
これにより古谷は宇宙を目指せるようになった。
このように社会ではいろいろな技術が発展し可能性が広がっていく。
馬場が宇宙飛行士を目指していた日々とは違う時代が訪れているという事だ。
世界は少しずつ僕らを自由にしていく
実のところテクノロジーの進歩は確実に僕らを自由にしていく。
つい150年ほど前、日本人にとって海外旅行など想像することも難しかった。
今では数万円のコストで海外に行くことが出来る。100年まえの人類から見たらどれも羨ましいだろう。
本を自由に買える事や、誰でも学校に通えるというのも同じような進歩だ。
未来僕らはどんな自由を手にするだろう
50年、100年と歴史が経過する中で宇宙旅行はとても簡単な事になるだろう。
ビジネスチャンスは宇宙にありと既に言っている人がいるが、それがもっと身近になりもっと実感できるようになるはずだ。
まさにインターネットのような身近さになっている事だろう。
あとは君次第
実のところ社会が成熟し個人の自由度が上がると個々の人生はどうなっていくだろう。
これはそれぞれの人の努力次第、才能次第という事になっていくと思う。
出来る事が増えれば増えるほど、その状況を使える人と使えない人の格差が広がっていくだろう。
19世紀よりも20世紀のが格差が拡大した。21世紀よりも22世紀の方が格差が拡大する。
そんな社会が来るだろう。より「自分次第」な時代になるのだ。
全てが自分次第というのは大きなプレッシャーでありストレスである。
しかしチャンスであるのは間違いない。
良く言えば「夢実現社会」悪く言えば「自己責任格差社会」だ。
こういった未来にどう対応するのか、それはやはり「君次第」だ。
””は、講談社「宇宙兄弟」 作者:小山宙哉 から引用