自分に対しての悔しさが手を出させた? 【レビュー】 聲の形 第28話 「返信」


”わざわざこんなにも敵意を出してやってんのに”

西宮が私は私が嫌いと言った時に植野が言った台詞。
植野はわがままだし勝手な事ばかり言うけど率直なだけにその言葉には真実が含まれていると感じました。
自分自信を嫌っている事をありふれた事だとも言っています。

ただ反面西宮にはそれほどの意図があったようには思えません。自分が嫌われるのは当然だろうと思っていて、
それを素直に植野に表しただけだと思います。
それにも関わらず植野が逆上してしまったのは彼女自身が自分の心に乗り越えなければならない壁があったからではないでしょうか?
おそらくそれは西宮と将也をイジメタという過去と将也が西宮を大事に思っている事に対する嫉妬です。

そういった悔しさ、巡り巡って自分に対しての悔しさが彼女の心の中を刺激し手を出させたのだろうと考えられます。

しかし現時点で西宮が植野に対して持っている感情は一切明らかになっていません。
彼女は今週植野に対して手紙を書きました。それを将也たちと一緒に植野の家のポストに投函しました。
手紙を書いてる西宮は嬉しそうでした。

しかし手紙の内容は植野に対する誹謗中傷かも知れません。

聲の形 第29話の予想

29話ではきっと手紙の中身が語られると思います。わたしの個人的な希望ですが西宮の心のうちをさらけ出す様な手紙であってほしいと思います。
そもそも植野は西宮を苛めていたわけです。それが偉そうに開き直って、挙句の果てはビンタまでしています。

手紙の内容は前半部分、あんたはこんなに嫌は人。みたいなので、
後半はだけど昔してくれた〇〇が忘れられなくて友達になりたいと今も思ってる的な感じを予想します。

来週気になりますね。

-週刊少年マガジン 2014年14号 聲の形-

””は、講談社「聲の形」 作者:大今良時 から引用