そばにいるよ?
今回のタイトルはスタンド・バイ・ユーです。
かの有名なベン・E・キングの名曲スタンド・バイ・ミーを彷彿とさせるタイトルです。
こういうのはちょっと日本語にしてみたいですよね。
スタンド・バイ・ミーの場合は「立っていて。俺の側に」みたいな感じなので、「ここにいてくれ」って大体翻訳しますよね。だよね多分?
じゃあそれがユーになったら、「立っていて。君の側に」だと変だから主語が無いですけど多分この場合、アイ・スタンド・バイ・ユーですよね。「俺は立っているよ。君のそばに。」ってなるんじゃないかな。
なんかこれって
まさに今村だよな
今村って誰かの側にいることによって、その人をマシな人生に導いて来たように思うんです。
宇佐美、スズキ、藤枝、柴田、そしてヒロだって。今村がそばにいてちょっとマシな人生になったわけです。
そして更に考えるならアゲイン前の今村は、「誰か俺の側にいてくれ」という孤独なスタンド・バイ・ミー状態だったわけです。
そしてそれを変えるためにアゲイン中はスタンド・バイ・ユー「俺がいるから」いや、むしろ「俺から行くから」状態だったわけです。
今週の感想
今週は青春の感動とか自分のいない世界の軽薄さとかそういうものを描いていた気がしました。
ヒロっていう人物は、欲望が強くて強くてだからこそ生々しい生を生きているわけです。
その彼の感情が今週は興味深かったです。
アゲイン!! 第133話予想
実の所来週の予想は非常に難しいですね。まだもう少し今村がいない世界の話が続くんじゃないかと思います。
-週刊少年マガジン 2014年15号 アゲイン!!-