龍以外のブルーたち
今週は矢沢と優人のマッチアップがメインでした。龍とずっと一緒にやってるだけあって、彼もなかなかやります。なんだかんだで、小中とスタメンですからね、侮れませんよ。マリノスユースにいた矢沢からしてみれば、見劣りするのかもしれませんが、何せ龍と練習を一緒にやってるんですよ。
そして彼も未来の日本代表候補だと思います。
この作品のタイトルはBEBLUES! Sが付くんだぜ
BE BLUE じゃなくて、BE BLUES なんですよ。Sが付くわけです。青になれという副題ですが、主語を入れるとしたら、君、青になれ。じゃなくて、君たち、青になれ。ですよ。要するに、将来の侍ジャパンの物語なんですね。じゃあ、候補は誰か。
龍
桜庭
諸星
立彦
ナベケン
そして優人も入るでしょう。
そんな身近な所から、代表選手がたくさんでるなんて不自然だという感じがしますが、この作品が描きたいテーマの1つに、龍によって日本代表に導かれる選手たちというのがあると思うんですね。だからの「s」。龍という圧倒的な一流選手のメンタルに導かれて、龍のいる環境に身を置くことにより影響を受け大成していく選手たち。一条龍世代が日本代表の中心になる。たぶんそういう物語です。
矢沢が、それを体現中
矢沢は龍と対立しながらも、彼によってポテンシャルを引き出されてますね。ミルコの指導まで受けることができたり、マリノスユースにいたときよりも、成長しやすい環境にいます。実際に速いパスを身につけつつあり、更にそれを攻略する優人とのマッチアップまで経験しています。
速いパスと、それに対する攻略法の両方で矢沢は驚いているわけですから、マリノスユースには、そのレベルがなかったことを表しています。
部分的にですが、彼はレベルの高い環境に身を置けているということになります。これはすべて龍からはじまったことです。
作中では、龍とかかわったことにより成長する選手がすでに何人か登場しています。
出世頭は久世立彦です。彼は、ユース世代の日本代表FWの第一人者らしいですから。小学校の頃は、それほどのプレーヤーじゃなかったです。事実、龍の代わりにレッズに呼ばれた程度でした。
前述の理由で優人も龍が成長させた一人です。
おそらく諸星も龍のお陰でスーパープレーヤーになれたという感じで再登場するでしょう。
そして今は矢沢です。
どこかのタイミングでメンタル最弱の桜場も龍に感化され、成長することでしょう。
一条龍が導く世代。
それが、この物語の本質だと思います。そう考えると、先はながいですね。是非、最後までしっかりと書ききっていただきたいです。
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