漫画:川上泰樹
原作:橙乃ままれ
キャラクター原案:水玉螢之丞・toi8
ジャンル:ファンタジー
特色:魔法 無名 信念 人間 魔物 心理 恋心 妬み 情熱
まおゆう魔王勇者の外伝、女魔法使いのお話しです。
(本線に関しては、まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」をご覧ください)
この作品も、本線と同じく、登場人物に名前がありません。
勇者、女騎士、女魔法使い、などの抽象表現による語らいになります。
勇者とともに魔王を倒すために歩んできた仲間達。
ある日、勇者は「この先に進むのは一人でいい」と手紙を残し、いなくなります。
女騎士は怒り、弓兵は受け入れます。
そして、女魔法使いは、勇者の後を追います。
絶対に退かないという信念のもとに。
女魔法使いが勇者を探して進んでいく冒険みたいな感じで物語は進んでいきます。
途中、どじで弱いけど、強い信念を持つ囀翼族の娘と旅を共にするようになります。
女魔法使いの背景には、魔道教会の存在があります。
魔道教会は、魔法の研究のほかに、勇者を作り出すため幼子を養育する施設でもあります。
女魔法使いはその中の一人。
勇者候補達は強くなるために何でもやり、お互いを倒しあって日に日に減っていきます。
そんな中、天然勇者と出会い、自分達が模造品だと知ってしまいます。
最後に残った2人の姉は、勇者についていくように女魔法使いの背中を押してくれ、今の女魔法使いの存在となりました。
そんな魔法教会から「赤」と名乗る魔法使いから汚点処理として命を狙われます。
自分の能力をあげる方法を探しながら、勇者を追い、魔法教会の追手と戦いつつ、進んでいく女魔法使い。
天然で物おじしない、よく食べよく寝る、女魔法使いの魅力が詰め込まれた作品です。
この記事は黒羽様の許可を頂いて転載しております。
この記事の作者:黒羽様
転載元URL:黒羽コミックレビュー
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