全3巻
著者:筒井大志
ジャンル:現代サイコバトル
学校の様々な能力と過去を持つ仲間と「潰し屋」を結成し、正義にこだわる叶恵タスク。
ある日、人身売買をしているグループのアジトで、ノアという謎の少女と出会います。
彼女との奇妙な同居生活が始まりますが、ノアはタスクに予言をするのでした。
それは、タスクが「三日後、人を殺す」という予言。
人を殺す事は最大の悪と自分の正義軸として持っているタスクは、その予言に畏怖します。
なぜなら、彼女が触れる事で、タスクに未来を見せる事が出来る事を知っていたからでした。
タスクはある人を探していました。
タスクが探し求める人が自分の所有物につける印。
ノアの手の甲にはその印が刻まれていました。
ノアはタスクが探し求める人の所有物なのか。
複雑で異常な愛情が絡み合う、サイコバトルな漫画です。
主人公のタスクをサポートする仲間も魅力的です。
ノアと出会ってから襲いかかる謎の敵に、仲間が能力を使って対抗していく様も面白いところです。
作者の筒井氏ですが、読者サービスとして、幻の美少女「マリリン・ジョモス」と謎のマスコット「ガリオレ人形」を毎話どこかに描いているそうです。
意外と難しかったりしますが、本編を読み終わった後、読み返す時におまけも意識して読んでみると面白い作品です。
筒井氏は毎日ジョギングする事にしたら、膝が炎症を起こしたとの事。
もう治っているとは思いますが、お大事に…
全3巻ですが、話しもしっかりと纏まっていて、満足できる作品です。
この記事は黒羽様の許可を頂いて転載しております。
この記事の作者:黒羽様
転載元URL:黒羽コミックレビュー
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