”ジュ…ジュネさん たしかにひとつしかない命大事にしなければいけない
でも男子にとってその命をかけても戦わなければならない時があるのです!!”
聖闘士星矢 星矢
聖闘士星矢 8巻 車田正美 旅立つアンドロメダ瞬がジュネに述べた決意。
人生は一度しかない。
要するに命はたった一つしかない。
ダラダラ毎日過ごしても、本気で必死に戦っても同じだ。たった一回の人生だ。たった一つの命だ。
現代の社会で命を懸けるという事は少ないように感じるだろうか?
戦争があるわけでもない。
しかし、実の所人間は誰しも死ぬわけだ。死ななかった人間は地球が生まれてから今まで一人もいない。
時間=人生=命 というリアル
実のところ時間というのは命と同異議だ。
人間には寿命があるのだから、それが何歳までなのかはそれぞれ違うし知る事は出来ないのだけど、
限られた1日、有限な1秒を使って生きているのだから、時間を使ったという事は命を使ったという事なのだ。
仕事=命がけ
普通大人になったら仕事をする。
多くの人にとって仕事の時間と言うのは準備や通勤時間を入れれば人生のほとんどを使っていると言える。
起きている時間の80%は仕事に費やしているのではないだろうか?
そして20歳前後から60歳前後あるいはもっと働くわけだ。
寿命が80年だとしたら半分だが、もっとも精力的に動ける充実した40年を仕事に捧げるわけだ。
少なく見積もっても人生の半分の80%。
自分が輝ける時間の80%を仕事に捧げているのだ。
要するにもっとも価値のある時間を仕事に捧げている。
前述のように時間とは命であると考えられるから、フルタイムで働いている人たちは、
望むにせよ望まないにせよ仕事を命がけでやっていると言える。
俺はこの仕事に命を懸けていると認識する事
時間の価値から見れば誰だって仕事は命がけになってくるが、それをしっかりと認識している人は少ない。
そしてそれを認識することが非常に重要だ。
今目の前にある仕事は望むか望まないかに関わらず自分が命を懸けている事だ。
そういう気持ちで仕事に向かえば自然と品質が変わってくる。
どうせ命を懸けているなら良いものを作ろう。
どうせ命を懸けているなら人に感謝されよう。
どうせ命を懸けているなら未来に残る仕事をしよう。
意識が変わるだけで見える世界は全く変わる。
”生きて事がなせるときは生きるべきだ
死んで事がなせるときは死ぬべきだ”
これは吉田松陰が高杉晋作に送った言葉だ。
この現代で幕末や少年漫画の世界のように命がけで戦闘することはない。
しかし目の前の仕事はまさに命がけの戦場なのだと心得よう。
””は、集英社「聖闘士星矢」 作者:車田正美 から引用