犬は餌で飼える人は金で飼えるだが壬生の狼を飼う事は何人にも出来ん 斎藤一

”犬は餌で飼える人は金で飼えるだが壬生の狼を飼う事は何人にも出来ん”

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 斎藤一

るろうに剣心の斎藤一の言葉。

壬生の狼とは新撰組の事だ。信念を持った彼らを誰にも飼えなかったと斎藤は言っている。 人間には尊厳がある。尊厳は何よりも大切だ。 しかし資本主義経済のなか、尊厳さえも金で売り買いされる。 この世の中に金で買えないモノがあるかないかは、自分次第なのだと思う。 君の心に、幾ら積まれても譲れないものがあるのなら、金で買えないものはある。 そして男ならそうありたいと思う。

””は、集英社「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」 作者:和月伸宏 から引用