久々読書中少年サンデーですが、今回も初めて読む漫画です。
電波教師。
なんかタイトルから言ってドキドキします。
教師なのに電波って授業にならないでしょう。
しょっぱなから七瀬君と呼ばれる顔無しのお面をとったようなのが黒い月みたいなのからにょきっと飛び出ています。
体の表面には0や1などの2進数がひたすらかいてありますので、コンピューター的なもので動いているようです。
電波を感じるデザインでけっこうかっこいいです。
漫画の内容分からなくても絵が面白いければ漫画は面白いですし、面白い絵が描ける人じゃないとプロにはなれないんでしょうね。
デバック空間とか、変身はプログラムの限界とかワクワクする単語が踊ります。
面白いのは、
”『真の自分』の『願い』を具現化するモードや。”
というセリフ。
少年漫画って不思議と人生の本質を突くような名言が入ってるなと思います。
真の自分の願いってなんだろうとか、具現化って出来んのかとか、
なんだか一言でガツンと来ます。
そして最後に主人公が言うのは、
”お前に自分の願いを、本当の自分自身を教えてやる”
そういう事がわかんなくてみんな日々を転がってんだよね。
-週刊少年サンデー 2014年13号 電波教師-
””は、小学館「電波教師」 作者:東毅 から引用