拙者アアアアアアア 適等な強引展開がクセになる 【レビュー】 磯部磯兵衛物語 〜浮世はつらいよ〜 第39話

拙者人形(実写)

今週はまさかの磯兵衛人形の実写画像から始まりました。この人形がまた手を抜いた作りです。酷いのは鼻です。鼻は普通立体物じゃないですか?
せっかく立体物にしたのに鼻は線で表現されています。そのくせチョンマゲは立体です。訳の分からないコダワリが最高です。

だから今回は3Din2D

写真から始まった磯兵衛人形ですが、そのまま漫画の中に登場します。そして今回の話は人形を中心に展開していきます。そもそも平面的な磯兵衛人形が漫画の中に入って更に平面的に。

適等な強引展開がクセになる

この漫画の魅力を人に伝えるなら、どう表現するべきかと考えた結果、「クセになる」が一番近いという結論に至りました。では何がクセになるのか。多分適当感ですね。もう今回もすごっく適等です。

拙者アアアアアアア

磯兵衛は人形を拙者人形と呼んでいます。これ凄い適等じゃないですか?磯兵衛人形とか言えばいいのに。そこでもし自分の人形があったらなんて呼ぶか考えてみました。「○○人形(○○は自分の名前)」、あっ、これ意外と言わない。例えば僕が山田太郎だったら自分の人形を「山田人形」って言わないかも。なんか自分の名前を一人称として使う小学生女子みたいで恥ずかしい。「俺人形」って言うかも。「ちょっと俺人形、取って」とかそういう感じ?

はい、拙者人形、正解!

はい。確かに接写人形という呼び名は正解ですね。なんかこの作品の魅力ってそういうことだと思います。伝わりました?無理か、、、。あと最後に出てきた武士っぽい奴の背中に書いてある「志」とか無駄で好きですね。

-週刊少年ジャンプ 2014年16号 磯部磯兵衛物語 〜浮世はつらいよ〜 作者:仲間りょう-