ねぶる、なんてすごい言葉知ってんのね 【レビュー】 姉ログ 第101話 第102話 


”私の弟は実姉への求愛が止まらないヘンタイである。”

という毎度お馴染みの靄子の妄想で今週も始まりました。
いや、弟は極めてノーマルだからね。

ねぶる、なんてすごい言葉知ってんのね

今週は箸に関する妄想を靄子が繰り広げる話なのですが、

”姉の箸をねぶる弟!!”

と、靄子絶叫。ねぶるとか女子高生がそんな言葉知ってんの?
靄子は成績優秀という設定なので読書とかも良くするのかな。うん、それでだな。
ていうか洗ってある箸だよね。家族だよね。そこって意識しようがなくね?っていう疑問を余所にモヤ姉はガンガン妄想します。

ねぶるなんて言葉を卑猥なイメージで捉えているのが靄子の凄いところですね。確かにねぶり箸は行儀が悪いなんて言いますから、言葉としては知っていておかしくないんですけど、それをこうも変態的に使うとは、モヤ姉は本当にヘンタイだと思います。

なんか少し嬉しそうなモヤ姉

靄子は弟にヘンタイ行為(勘違い)をされると、実はなんか嬉しそうにみえるんですけどね。
むしろもはや「ヘンタイ(弟)はわたし(姉)好きじゃなきゃいけない。」みたいな感じすらあります。

弟は鈍感か?

姉が変態的な妄想をしてしまっていることに弟は全く気がついていないのですかね?
今週の描写では、「なんでそんなに箸を気にするんだろ、あれおかしいな」くらいは思っても良さそうな感じもあったんですけどね。
これから先、そういった展開も期待です。

 -週刊少年サンデー 2014年15号 姉ログ-

 ””は、小学館「姉ログ」 作者:田口ケンジ から引用