ソロモンとシバの娘が練玉艶っていう説はどうでしょうか? 【レビュー】 マギ 第223話

今週のシバ、よかったな~。

最初、アルマトランの物語はソロモンと、その眷属の物語だと思っていました。ウーゴくんとか。で、その中で、いろいろな謎が明らかになっていくんだろうなと、考えていたのですが、どうやら、それは違ったみたいです。

アルマトラン編は、ソロモンとシバの愛の物語のようです。先週から、そういった色合いがかなり強くなってきましたが、まだまだシバがソロモンにふさわしいような感じがしませんでした。しかし、今週の彼女はすごかったです。ソロモンが彼女を認めるのですが、それは読者が彼女を認めた少しあとですね。一話の中で、凄くうまい構成をしているなと思いました。

ソロモンよりもソロモンの心を語れる彼女

今回、シバは人々が憎しみあう気持ちを、強者への恐れが原因だと説きます。恐れに身を任せて殺しあってはいけないと、本当は全ての人々は、大差なく、仲良くすることができるとも言います。マギには大きなテーマとして支配するもの、されるものがありますが、そこに繋がる原因は恐れだということでしょうか。

真っ直ぐ育ったシバ

今回を読んで彼女はソロモンの花嫁にふさわしいと思いました。本当に心優しく聡明な女性になったと思います。ただ、彼女の運命はどうなるのでしょうか?読者は知っています。アルマトランが崩壊してしまうことを。

シバは練玉艶

ぼくは、以前、シバは練玉艶ではなさそうだと書いたのですが、そのあと気がついたことがありました。練玉艶が持っている杖が、月の杖なんですね。で、シバが初登場時からずっと持っている杖と同じなんです。同じ杖を持っているんですよ。わざとミスリードさせようとしているかもしれませんが、限りなくシバ=練玉艶ですよね。そう思うと、心苦しいわけです。ここまで、立派に育ったシバが、どれほどの事件があって練玉艶になるのでしょうか。もちろん、ソロモンにまつわる悲劇に違いありません。彼女が輝けば輝くほど、切なくなりますね。こんな真っ直ぐな子が、練玉艶になってしまうのかと。

とはいえ、まだ、はっきりと決まったわけではありません。アルバの存在は必ず重要になってくるでしょうし、もしかしたら、ソロモンとシバの娘が練玉艶かもしれませんね。来週か再来週あたりに、口元にホクロのある子どもが生まれるかもしれませんよ。で、ソロモンとアルバの子供というか、化身みたいなのがアラジンとか。アルバとアラジンってちょっと名前似てるし。いや、無理やり過ぎるかな。

コメント

  1. 流浪の漫画人 より:

    シバが玉艶?w
    そのズレた感性にあっぱれ!