スポーツ漫画に天才は必要か?
この作品は風間陣(彼女:困った覚えがない)が登場します。最近のスポーツ漫画は主人公以外に天才が登場するというパターンが非常に多いと思います。しかもチームメイトに。これはスラムダンクの流川楓から始まった流れではないかと思います。
キャプテン翼の場合
キャプテン翼の場合チームメートで一番のテクニシャンは岬くんです。翼に比べれば天才感はないですね。昔は主人公=天才でした。ドカベンとか山田が圧倒的に一番の天才ですからね。古いか。
今週は選手たちの彼女の状況について解説が入ります
これがなかなか上手いなと思いました。サッカーとは関係ないですが彼女状況を説明することによりそれぞれのキャラクターが立体的に感じられるようになります。「確かにこいつ彼女いなさそー」とか「やっぱり真面目だな」とか、こういう小技が意外とキャラクターを立たせるパワーになると思います。
パスとトラップがかっこいい
個人的に最近のサッカー漫画で重要だと思うのはパスですね。凄いパスをした時の絵がカッコイイというのが作品を盛り上げるのに必要だと感じます。今週の平のパスは良かったですね。ジャイロ回転みたいなエフェクトで飛んでいきます。
なんか玄人になってきた
ピッタリ止まるトラップが凄いなんていうのはサッカーをやったことないとわからない凄さだと思うんですね。それがサッカー人気が浸透することにより、みんな観戦玄人になってきて、現実のサッカーでもトラップがうまい選手が凄いとか分かるようになったわけです。ここ数年で読者のサッカー知識レベルが上がっている気がします。その流れでトラップをカッコよく描くというのが最近のサッカー漫画のトレンドな気がします。要するにパスとトラップが重要です。おお、基本的な感じですね。
DAYS 第47話 予想
来週は天才風間陣(彼女:困った覚えがない)が活躍する回のようです。個人技で得点すると思います。
-週刊少年マガジン 2014年16号 DAYS 作者:安田剛士-