リーダー論の勉強になった
漫画が人生や仕事の役に立つことって多いと思っているのですが、今回のDAYSは、まさにそんな感じでした。平がリーダーとしての資質を見せます。これが非常に分かりやすく且つ現実的でとても勉強になりました。
リーダーに必要なたった一つの事
”いちばん大切なモンだけは守ってくれるんだな”
火村の台詞です。
火村の視点から見ると平は何もしてくれない先輩らしいです。しかし一番大切な物だけは守ってくれるのです。この場合火村の大切なモノはストライカーとしてのプライドでした。
平が行った2つのこと
一つ目は、火村が最も大切にしている事を見ぬいたことです。ストライカーとしての誇りを持っているのか、フリーキッカーの誇りを持っているのか、何を大切に思っているのか理解しているという事が大切です。
二つ目は、それを守ることです。しかも自分を犠牲にしても。
そいつが一番大切にしているモノを一緒に守ること
分解すれば二つのステップがありますが、それは手順であり目的はこの一つですね。もしこれをリーダーが行い続けたら、その人はリーダーとして認められ続けるだろうし、そのチームにいる人達は幸せだろうなと。
いつもサッカー以外の部分に感心させられる事が多いDAYSです。もっとこういう要素を増やすと更に作品としての個性が出ていいと思いますね。
””は、講談社「DAYS」 作者:安田剛士 から引用