CEATEC2017で、北斗の拳全巻一冊の小西さんがプロダクトを紹介展示していました。
写真 小西さんと北斗の拳全巻一冊
こちらはKickstarterで投資を募っています。すでに目標を大きく超えています。
書籍のサイドに紙を使っています。実際の本と同じような質感になっています。実際に持った感じは少し不思議な印象です。紙の本のようでもあり何か別のもののようでもあります。電子書籍の端末という感じはしませんでした。意外と重要なのは厚みなのかもしれません。厚みも本としてのものが再現されていますので、脳は「これは本」と錯覚するのかと思います。
画質は紙より圧倒的によく感じました。
こちら端末に表示された画面をiPhoneでパチリと撮っただけですが、素晴らしくキレイです。ちなみに私全巻単行本を持っていますが、もう古いので紙が黄ばんでしまっています。まったく見劣りする状態になっています(T_T)
こちらの製品は書籍データを入れ替えられなかったり、バッテリーは普通の電池だったりと、誰でも素直に使える工夫にあふれています。
便利にするための機能を削ぎ取ることにより、実際の本に近づけて逆に誰にでも使える可能性を広げていると感じました。
個人的には電子書籍端末はいざ使おうとしたときに充電できていなくて充電しているうちに読みたかったもの忘れるということをよくやります。この製品であれば予備電池を置いておけばいつでもさっと読めるので、実際の単行本が本棚に入っている状態とかなり近い感覚が持てそうです。
今後いろいろな作品が出てくるでしょうし楽しみです。未完結作品はどうするかですが「ジョジョの奇妙な冒険」が出てくれると嬉しいです。完結した作品の大本命は「ドラゴンボール」ですね。どの段階で登場するかファンには待ち遠しいですね。出版社違いますが「藤子・F・不二雄大全集」も、この製品にマッチしていると思います。
記念撮影していただきました。小西さんたまたま通りかかっただけなのに親切にお話していただきありがとうございました。