自分に興味を持たれないことを屁とも思わない強靭なメンタリティー。 【感想】 ONE PIECE ワンピース 第751話

サボ、かっこいいなあ

今週はメラメラの実を食べたサボが少し海軍とバトルします。もちろん、メラメラの実のかっこよさは、エースが散々見せてくれたので、能力バトルがカッコイイというわけじゃなく、サボの立ち振舞い、言葉の一つ一つがカッコイイのです。エースが死に、ルフィの心にポッカリと穴が開いてしまったように、多くの読者にも大変な喪失感がありました。エースの復活というワードが相当に検索されていることからもわかりますし、今も生存説は根強いです。ある意味、サボの存在はエースの復活と似たような効果があります。これはエースを作中で殺すときから、その喪失感を別の兄弟で埋めるという計画があったのでしょう。これは、尾田栄一郎の壮大な実験なのでしょう。たぶん。

で、なんだろう。このセリフ回しのカッコよさ

もうサボは見るたびに好きになっていくキャラクターなんですが、今週はなおさらです。イッショウとの会話がカッコよくて最高でした。その中で、出てきた彼のセリフが、あまりに男臭くて、やられました。

エースを失ったサボはルフィだけは失えないという重大な決意があります。これは彼にとっては非常に大きな決意で、ルフィを助けに来た今この瞬間は、特に、そのことを考えているはずです。イッショウと、その話になりそうになりますが、イッショウは、

”これ以上の質問はヤボな様だ…”

と言って、深くは追求しません。

そこでサボは、

”-どうせ興味はねェだろ?”

と、ニヤリと笑って戦いを続けます。

ここの男らしさに、惚れ惚れしました。

どういうことかというと、人間って誰しも、自分の心を語りたいんですね。自分はこんなに困ってるとか、こんなに悩んでるとか、こんなにいい人だとか、口を開けば自分のことばかり。それが普通の人間です。そして、相手が自分の重大な問題に興味がなかったりすると失望するわけです。

「ぼくは、こんなに大変な問題に直面しているんだから、あなたは共感するべきだ」なんていう気持です。

これって、とても甘っちょろい考えだと思うんですね。「自分の問題を他人も同じように、大問題として捉えてくれるはず」というのは、非常に甘ったれた話で、相手が共感してくれないと逆上したりするわけです。で、人間は誰しも、こういった部分があり、自分のことに興味がない人間を許容できないわけです。

サボは違います。自分のことに他人が興味がないことなんて、わかりきっていて、そこに対して、なんの感傷ももちません。

興味を持たれないことを屁とも思わない強靭なメンタリティーがあります。こういう図太さがあれば、社会でどれほど生きて行きやすいでしょうか。
ようするに無視されようが、なんとも思わないという図太さです。世の中は人の目が気になって仕方ない人間ばかりですから、サボの台詞は鮮烈に響きます。

そういう男の中の男をさらっと見せてくれるのが、やっぱりワンピはすげーなと。

うーん、あまりにかっこいい。

 
””は、集英社「ONE PIECE」 作者:尾田栄一郎から引用

ゾロの顔が濃い。 【感想】 ONE PIECE ワンピース 第749話

さすが少年漫画ナンバー1

今週のワンピも非常に贅沢でした。まずバトル。巨人族をはるかに越える、超巨大な敵を相手にひるまず立ち向かうルフィたち。その中で描かれるゾロとルフィの信頼関係と、役割分担。ちょっとしたセリフの言い回しが、とてもうまいです。

怒涛の人間関係

この作品の魅力の一つとして、入り組んだ人間関係があります。親子だったり兄妹だったり、友達だったり、恩人だったり、今週明らかになった人間関係が、またすごそうです。まだ詳しい事情は語られていませんが、様々な期待を感じさせます。ゾクっとしました。

ゾロの顔が、どんどん濃くなる

今週はわりとゾロの登場が多いんですが彼の顔が、ずいぶんと濃くなっています。最早、他の漫画のようです。とはいえ、作者は男らしい男を描くのは本当にうまいですね。それにしてもゾロ濃い。

トラファルガー・ローは、いつからこれほどの重要性を

彼は、ここ最近出演しっぱなしですね。作者は、初登場の段階から、彼にこれほど重要な役回りをさせるつもりだったのでしょうか?
頂上決戦のような大きな話しの締めに登場させてますし、軽い扱いを予定してたわけではなさそうですが、そのあたりがどうなのか気になります。いやあ、ローはカッコイイですね。やられてても。

 

ドフラは根っからの悪党じゃないのかな。 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第747話

藤虎は今までの海軍とは違ったイメージ

彼は天竜人に対しては、複雑な感情を持っているように見受けられます。目の傷も何か関係有るのかもしれません。全然関係ないですが、傷があって目が見えなくて達人というと、北斗の拳のシュウを思い出しますね。やっぱり傷にはなにか過去があるに違いない。そんな気がします。

ドフラミンゴの悪意の根拠を知りたい

今回、少し彼の生い立ちに触れます。なんとなく、ただの悪いやつじゃない感じです。最初から少しかっこよく描かれているので、ただの悪役という感じではないんですよね。クラハドール、エネル、ティーチ、クロコダイル、そういった根っからの悪党とは違った匂いがありますね。もう少し、切ないバックボーンがありそうな。悲しい背景があって悪者になってしまった悪役ってワンピースでいましたっけ。魚人島の話は、そんな感じだったかな。

トラファルガー・ローは最近のキャラの中で出世頭

彼は、作品にずっと出ていますね。最初は脇役っぽい感じだったのに。やっぱりイケメンだからですかね。ルフィやゾロにつぐ存在感ですよ。サンジとか、薄まってるなあ。やっぱり人気で出番が変わったりするんですかね。だったら、不死鳥マルコをもっと出してほしいですけど。マルコ対ティーチとかやってほしいですね。

今回のオチ最高

ちゃんと伏線があって、バカバカしくて、それでいてルフィに決めさせるっていう。ドハデなカッコイイ演出のあとのルフィの顔。最高です。これはいいなあ。ニヤニヤしちゃいますね。

 

オチとしてのゴッド・ウソップ。かっけー。 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第746話

ものすごい気前がいいってわかった

今週号では、現在物語に関わっている主要人物の一覧が出るのですが、それを見て思ったことは、作者は物凄い気前がいいってことです。ドレスローザ編になって登場した魅力ある登場人物がたくさんいるんですね。キュロス、レベッカ、リク王、そしてサボ。別にサボだけでも、キュロスだけでも一本物語を作れると思うのですが、それを一気に読者に味あわせようという過剰サービス。

主要人物を全員活躍させようという魂胆

しかも今週の展開では、その魅力的な人物たちを全員しっかりと活躍させようという狙いが見て取れます。ドレスローザ編からの登場人物だけでなく、ローや錦えもんも脚光を当てようとしています。まあ、また話は長くなりそうですが、期待感がありますね。逆に、この持ってきかたをしたら、もう一人ずつ丁寧に描いてもらわないと、消化不良になります。いやあ、こういった演出が巧ですね。

オチとしてのゴッド・ウソップ。かっけー

ドレスローザ編のウソップは、本当に彼らしくヘタレで、情けなくて、コミカルで面白くて、しっかりと麦わら海賊団のなかでの自分の仕事をこなしています。そのうえで、且つかっこいいです。これは上手い表現です。ウソップは、本当に魅力あるキャラクターです。読んでいて、なんて楽しいんだろうか。

ルフィが意外と論理的

ローの目論見とルフィの行動に少しズレが生まれ、それをローが諭します。しかしルフィは現実をしっかりと把握した上で、論理的にローに切返します。今までだったら「うるせえ!!!」とか「望むところだ!!!」とか、大声で叫びそうなシーンですが、意外に冷静に、やるべきことを示します。なんか成長してきたんですね。ルフィも。そこが新鮮でした。

 

悪のヒーロー ドフラミンゴ。 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第745話

悪役の完成度が圧倒的に高い

今回、ドブラミンゴが「悪」を披露します。この悪さが深くてかっこいいんです。ワンピースの悪役の悪さは今までのジャンプ漫画には無かったものだと思います。例えばドラゴンボールの悪役は、どこかコミカルで憎めない感じがあります。もちろん、地球をふっ飛ばそうとしたり人間を沢山殺したりする奴は出て来るのですが、それはリアリティが無くて悪さを体感しにくいんですね。

要するに心を攻める

身体の傷は治っても心の傷は治らない。ワンピースの悪い奴らは、この真理をしっかりとおさえて行動します。例えばクラハドール。彼は執事を装って信頼を勝ち得ました。しかし、その目的は町を略奪するためでした。単純に支配するとか、危害を加えるとかでなく、騙すとか裏切るとかを計画的に行う悪い奴がバンバン出て来るのがワンピースの魅力です。

そういう意味でドフラミンゴ最高

彼は本当に悪い事を考えているわけです。そもそも記憶を奪ったり、王家を犯罪者に仕立てたり非常に悪いやつですが、今週の彼の悪意は物凄いですね。ここまで悪いと、見ている方は痛快になってきます。

フラストレーションを溜めて

こうして読者のフラストレーションを溜めて、溜めて、最後の決戦に持っていくのがワンピースの黄金パターンです。読者はルフィ達に感情移入し、あいつをやっつけてくれー、となるわけです。うん、さすが、よく出来てるな。

 

人の夢を当たり前に信じる力。 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第744話

ワンピースの魅力。男らしさ

この作品が人気ある理由はやっぱり男らしさだと思うんですね。最早男臭さだと言ってもいいかもしれない。ここまで男臭い漫画は今まで無かったし、今でも表面的に真似する事は出来ても深い所ではワンピース程の男臭い漫画は無いと思いますね。ジャンルが違いますが中身は本宮ひろ志ですね。いやどうジャンルが違うかと突っ込まれれば上手く答えられないですが。本宮ひろ志のが古いしそっちが元祖だろって言われれば、そうなんですけど、うまく説明できないけど、何かちがくないですか?

人の夢を当たり前に信じる力

今週ルフィが海賊王になる事を当たり前の事の様に語る人物がいました。海賊王ってのは途方も無い夢でちょっと簡単には信じがたい事ですよね。しかし彼は簡単に、

”いつか海賊王になる男…!!麦わらのルフィ!!”

と、ルフィの事を紹介します。

人の夢を当たり前の様に信じられる。なんて魅力的な人間なんだろうと思いました。僕がこんな風に自分の夢を信じてもらえるなら本当に嬉しいです。夢で自分を語ってもらえる嬉しさったらないですよ。

逆に自分が夢で人を語りたいと思います。彼はいつか○○になる男だ。そんな風に人を紹介したいですね。例えば、彼は将来上場企業の社長になる男だ。とか、彼はいつか当社の幹部になる男だとか。ん、なんか違うか。

まあ、とにかくかっこいいんだ

本当にこの作品はかっこいいキャラクターがバンバン登場しますね。ルフィは主役だから最後に勝つだろうけど、それ以外のキャラクターたちがどういった運命を辿るのかは全く分からないから、ある意味、麦わらの一味よりも興味が沸きます。海軍、ドフラ、四皇、革命軍、いやあ、最近ワンピース面白いなあ。


””
は、集英社「ONE PIECE」 作者:尾田栄一郎から引用

 

娘がこれほどの男を愛した誇らしさ。 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第743話

今週も感動した。この数週間のワンピースはかなり面白いぞ

ドフラミンゴにメチャクチャにされたリク王家。国民からの信頼も失い、重要人物達はオモチャにされ人々の記憶から消されています。自分の親しい人たち全てから忘れられるってどんなに悲しいことでしょうか。ドフラミンゴは本当に酷い奴です。とはいえ、悪役の魅力が強烈に漂う名キャラクターです。フラストレーションを溜めて溜めて、それを一気にルフィ達が開放してくれるのがワンピースの常套手段、最早職人技です。今回は特にそれが冴え渡っていました。

きっかけはウソップ

今回のフラストレーション開放のきっかけはウソップでした。彼は常に噛ませ犬的な仕事ばかり与えられていますがやる時はやってくれます。感動メーカーウソップ。さすがです。銅像建てるよ。当たり前だろ。

リク王とレベッカの悲しみを想像すると

もうなんて言っていいか分かりません。彼らのキュロスに対する大きな悲しみ、10年間彼を思い出せなかった悔しさは最早想像することも難しいです。そしてレベッカは彼の大きな愛を同時に感じたでしょう。それはレベッカの辛いと思っていた人生を急激に暖かくしたはずです。そしてリク王は彼の信義や男らしさを思ったに違いありません。

キュロス、誇らしい男

リク王は娘がこれほどの男を愛した誇らしさを感じてるだろうなとぼくは勝手に思うわけです。彼女は若くして命を失いましたがキュロスと共に過ごした時間を思えば必ずしも不幸な人生ではなかったと。それと同時にドフラミンゴの悪事が本当に憎らしいですね。それが無ければ家族三人ずっと仲良く暮らせたはずなのに。なんていうかやっぱりワンピースの演出は上手いですね。

サボらしき奴、そろそろ活躍するのか?

レベッカ方面の話も来週は進展しそうですね。メラメラの実を誰が食べるのか、あるいは誰も食べないのか、非常に興味が湧く所です。

 

一話で二回泣かせる。この密度は贅沢。 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第742話

得意の過去回想 超感動エピソード

ワンピース得意の過去を回想して感動のエビソードを語る回です。オモチャの兵隊さんにはこんな過去があったと紹介するわけですが、こういった過去のエピソードがあると今までの物語もまた違った見え方がしてくるから不思議です。もちろんそれは作者の狙いなのでしょうが本当に良く出来ていると思います。

長期連載にも関わらず

ぼくの個人的な意見ですがワンピースのような長期連載になると興味のある話と興味のない話がどうしても出てきてしまうんですね。最近ではキュロスの物語が最も興味のある思白いストーリーでした。前回のウソップには感動しましたが、ウソップの話はあまり興味が沸きませんでした。ところが、いや、当たり前なんですけど、それが後でつながってきます。そうなって来るとどの話も見逃せないわけです。

要するに読者を引きつけるテクニック

結局、物語を面白く感じさせるには助走が必要だったりします。その助走がいまいちつまらないモノでもその後の面白さ爆発の為には必要だったりします。だから助走とスペクタクルをちょっとずつずらしながらいくつかの話を平行して行い、そしてそれぞれが関わりあっていくという構造がワンピースには見受けられます。ワンピース以外でこれをやっている漫画はないと思いますね。

扉絵で別のストーリー

昔から扉絵でサイドストーリーを掲載しているようにワンピースは別のストーリーを同時に走らせるのがそもそも上手ですね。またストーリー同時進行で麦わら海賊団のそれぞれのメンバーを活躍させる事もしやすくなっているように思います。

展開遅い?

もちろん物語を多層的に描くことによって展開が遅くなります。そこを補うために文字数が多くなっているのだと思います。絵で語っていると進まないから文字で説明しちゃうぞ的な。週刊で読んでる分にはそれほど多く感じませんし、このスタイルは嫌いじゃないですね。

ワンピース 第743話 予想

だんだんと反撃の準備が整ってきたルフィ達。今週のラストはちょっと意味わかりませんでしたがウソップが起点になって反撃が始まると思います。キュロスに注目です。

 

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感動メーカー ウソップ 「泣かせ」の中では大活躍 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第741話

今週は2回泣いた

そもそも「泣かせ」上手なワンピースですが今週は2回ヤラれました。ネタバレすると感動が薄れるのでどのシーンか言いませんが2回キマしたね。

感動メーカー ウソップ

ウソップっていうのは昔からワンピースの「泣かせ」の中では大活躍しますよね。なんでだろう?

彼はルフィ、ゾロ、サンジに比べると非力じゃないですか。そんな彼が己の心に打ち克つところとか、ちょっと陳腐な言い方になってしまいますけど「良心」に従って最終的に正しい選択を取るところに感動があるんでしょうね。あと素直じゃないってのがいいのかもしれません。手が掛かる子供のが可愛い現象ですね。

今週も登場、かっこいいキャラデザイン

今週は「彼」の過去が語られます。そのキャラデザインが凄くカッコイイ。本当に尾田栄一郎氏はカッコイイ男を描かせたら圧倒的日本一ですね。どれほど引き出しがあるのでしょうか。

今週は2話分の密度。

正直今週は2話分の密度でしたね。一週間でこんなにやるんですかっていうレベル。かと思ったら来週は休載予定になってました。いや、まあ納得。

ワンピース 第742話 予想

実のところ今週のラストのコマの「彼」の台詞は現在の情報では理解しきれません。察することは出来る範囲です。いや、まあ、感動したんですけどね。それでも。
いつから「彼」がそういう思いを抱いていて苦しんでいたのか、そういった描写があまりなかったのでダイジェストで来たなという感じがしました。という事で次回ではもう少し「彼」の心の動きを描くと思います。前回のラストで語った結末の過程はこういうものです。という感じでしょうか。

-週刊少年ジャンプ 2014年16号 ONE PIECE 作者:尾田栄一郎-

 

ルフィのゾロに対する信頼はすごく男心をくすぐる。 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第740話


”何があっても大丈夫!!!”

ゾロは大丈夫かとヴァイオレットがルフィに聞いた際のルフィの答え。

今週のワンピースの2ページ目のこのシーンだが、このルフィのゾロに対する信頼はすごく男心をくすぐる。
ルフィは相手がウソップやチョッパーだったらこんな事いわないと思う。相手がサンジでも「何があっても」は付かないのではないか。

ゾロだからこその信頼なのではないか。思い返せば麦わら海賊団がイーストブルーを航海していたころ鷹の目のミホークと遭遇したことがあった。
その時にミホークに敗れたゾロはルフィに対して二度と負けない事を誓い海賊王となるルフィに相応しい剣豪になると宣言した。
そういった二人の決意の交流がこのあとも度々あり、そしてゾロの強さをルフィ自身が目の当たりにする事により生まれた信頼なのだと思う。

漫画の演出として巧みだと感じるのはルフィにこう言わせることによりゾロを麦わらの一味の確固たるナンバー2としてさりげなく読者に刷り込んでいる事だ。
これによりゾロの存在は他の仲間とは違う重みが出てくる。これはのちに四皇や海軍大将にゾロが匹敵するようになる伏線に感じる。

”俺はパムパムの実の「破裂人間」!!!”

グラディウスが自分の能力を説明する場面がある。
パンクさせる事が出来るのは自分の体と触れた無機物ということだった。
触れたモノを爆発させる事が出来る能力というと「JOJOの奇妙な冒険」の吉良吉影のキラークイーンを思い出してしまうが、条件は何となく違くて吉良は自分の体は爆破出来なかったはずだし生き物も爆破出来た。「ハンターxハンター」のゲンスルーも髣髴とさせるが、それほど入り組んだ能力ではなさそうだ。

面白かったのは爆発ではなくパンクだという事。だから対象は一回膨らむ。絵的に面白い。
これはルフィには効かないのでは。逆手にとってバトルのキーファクターになりそうな気がする。

リク王家の悲しい物語が徐々に明らかに

現在わかっている状況としてヴァイオレットはヴィオラ王女でありリク王の娘。レベッカの母スカーレットもリク王の娘。
要するにヴィオラとスカーレットは姉妹という事か。オモチャの兵隊さんはレベッカの育ての父的な感じ。
もしかしてスカーレットの夫でレベッカの実の父の可能性もある?

この辺りはなかなか複雑で私自身も読み落としや記憶違いもあるような気がして自信がないのだが、とにかくドフラミンゴにいい様に利用された悲劇の王家はアラバスタにも通じる悲しさがある。

ルフィ頼む。ぶっとばしてくれ!

という気持ちになってくる。

いやもうフラストレーションたまる。

”ドレスローザ中のオモチャ達が人間に戻る
その瞬間こそドフラミンゴを討つ大チャンス…”

おもちゃの兵隊さんの言葉。
ドレスローザを取り戻す作戦の根幹はオモチャにされた人間をもとに戻し記憶を取り戻させる事。
取り戻した記憶により何かしらの混乱、大パニックが起こり国家の構造が変わる事を期待するというものだ。

これは実際の世界で近年大きな事件となったSNSから始まった革命運動を髣髴とさせる。
おもちゃの記憶とはSNSを中心とするインターネットによってもたらされる情報のメタファーのように感じられる。
情報を得たオモチャ(人間)は、自分で考える事を思い出し何かしらの行動に移るだろう。
おもちゃの兵隊さんが仕掛けているのは情報で起こす革命的大混乱なのだろう。

最後はルフィとドフラミンゴ

最後はルフィとドフラの頂上対決になるのだろうが、まだまだこの時点でドフラミンゴははっきりと負けないだろう。
ドフラミンゴは超悪役ながら非常に華があり、例えば黒ひげティーチよりも完成されていると思う。
期待も込めて簡単には負けないでほしい。

ONE PIECE 742話 予想

来週はところ変わってサボとレベッカの話になるのではないか?
実のところサボはまだ確定ではないしメラメラの実がどうなるのかも気になる。
来週ではそこまでの進展はないと思うがメラメラの実を食べたサボがドフラか海軍大将イッショウ(藤虎)と戦うような展開も面白そうだ。
とはいえ、イッショウと決着を着けるべきはゾロか。

-週刊少年ジャンプ 2014年15号 ONE PIECE-

””は、集英社「ONE PIECE」 作者:尾田栄一郎から引用