フィールドプレーヤーは営業部って感じ? 【レビュー】 トーキョーワンダーボーイズ 第3話

キングが運営・広報・用具係・裏方を集める

キングというのはチームの中心的な選手という意味ですが、そのキングがチームの運営・広報・用具係を集めるという話が非常に面白い発想でした。例えばマラドーナとかメッシとかが広報とか用具係を集めるか?という話です。

スーパープレーヤーがチームを作る

あるかもしれないと思いました。凄い選手が一人いて、その選手にスポンサーが付いて、その選手がいれば勝てると思い他の有力な選手が集まり、見込みのあるチームには有能な広報や用具係などの裏方も集まりやすいでしょう。

フィールドプレーヤーは営業部って感じ?

要するにフィールドプレーヤーは営業部という感じですかね?売る力があればそれにつられてバックオフィスも充実していくという理屈でしょうか?

チームの運営という視点

この漫画の主人公は二人のサッカー選手です。にも関わらずチームの運営というテーマが作品にはあるようです。そこが従来のサッカー漫画とは違うのかもしれません。『ジャイアント・キリング』にはチームの経営という視点もありますが、主役が監督ですからね。ちょっと違うと思います。

主人公はチーム経営を上向けるキングになる

主人公たちはチームの経営を上向けるキングと言われる選手にならなければいけません。それでチームを強くしていってJ1に上がりアジアチャンピオンズリーグで優勝しクラブワールドカップ優勝を目指します。

初期のチームメートはほぼ入れ替え

J2のチームが世界で戦えるようになるには現実的に初期のチームメートはほぼ入れ替えとなってしまうでしょう。外国から強い助っ人選手を呼ぶ必要もあると思います。主人公達の稼いだ金でチームメートを入れ替えていくわけです。これは無慈悲。この辺りの葛藤をどのように描くのか楽しみです。

長期連載が必要

J2チームがクラブワールドカップ優勝を目指すわけで先はまだまだ長いです。物語が面白くなるまでかなり時間がかかると思います。序盤でどの様に盛り上がりを作っていくのか、その辺りも注目です。

トーキョーワンダーボーイズ 第4話予想

そろそろ試合をして欲しいところですね。主人公たちの考えやバックボーンはここまでである程度描けたと思います。そろそろサッカーの面白さを表現するために試合が始まると思います。まずはチーム内での紅白戦でしょうか。

-週刊少年ジャンプ 2014年16号 TOKYO WONDER BOYS 作者:下山健人 伊達恒大-