つくしは山口さんが帰ってくるのをわかってるのにマウントポジションをキープ 【感想】 それでも僕は君が好き 第25話

別冊少年マガジンに移籍して1話目。

まず内容に触れる前に、いろいろと気になる部分があります。移籍にあたってあらすじがカラーページで紹介されるのですが、やっぱり山口さんには名前がなくて、山口となっています。つくしはちゃんと牧野つくしってなっているのに。やっぱり彼女は設定として名前がないのかもしれません。あるいは、芹澤の記憶として下の名前が思い出せないということを表現しているのかも、そうだとすると、本題の謎の彼女は山口さんかもしれません。
今回の展開では、山口さんが謎の彼女でもおかしくないような展開がありましたし。

移籍した理由は作者のスランプかも

週刊少年マガジン誌上で全世代から圧倒的共感を呼んだ珠玉の恋愛オムニバス移籍連載スタート!

こういった煽り文句で始まります。
圧倒的共感とか得てたら、人気無くなって都落ちしないだろうとか突っ込んでみたいのですが、どうやら、人気はあるけど移籍したんじゃないかなという気配がありました。
人気があるのに移籍するということは、週刊誌じゃ執筆ペースが間に合わないという理由になると思うのですが、たぶん、それで移籍になったと思います。今回は、掲載までに1ヶ月以上開いているんですね。丸々4週間あって連載ページ数は、今までの週刊連載と同じか少ないくらいです。前半は過去のダイジェストで切り貼り、後半が新しい内容ですが、20ページくらいでしたよ。これはもう、週刊連載に追いつかなくなったんだな。

さて内容ですが

やっぱり芹澤はつくしが好きなんだな

つくしの鋭いタックルからマウントを取られた芹澤ですが、偶然に登場した山口さんのせいで、それ以上はありませんでした。そりゃ、そうだ。そもそも、そろそろ帰ってくるってわかってるのに、ついイチャついちゃうところが、欲求を我慢できない大学生っぽくていいですね。で、大好きな、つくしとくっついて興奮しちゃった芹澤は、その思いを山口さんで晴らします。いや、もう最低ですね。ただ、リアリティがあります。よくできてる。まあ、つくしは山口さんに見せつけようとしてマウントポジションをキープしてたんですね。いやまあ、正確には、乗っかてただけですけど。

山口さんといい、つくしといい、物凄い肉食系

この作品は、全体的に女子が肉食系なのが特徴です。とくに現在のツートップである二人は、本当にガツガツしています。今回は、山口さんの毒牙に芹澤がかかったわけですが、つくしも虎視眈々と狙っているわけですよ。芹澤を。これ、昭和だったらありえないですね。昭和だったら芹澤は、なんとか山口さんにバレないようにつくしとも付きあおうとしますよ。芹澤ちょっと本能弱ってんじゃないの。いやでも、芹澤のそういうところ好きです。まあ、なんていうか、男女逆転ですね。

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