チェスで決着をつける、、どっかで聞いたな最近 【レビュー】 クロノ・モノクローム 第14話

他国の侵略者を防ぐためにチェスで決着

今回は面白い設定が明らかになりました。外敵からの侵略を防ぐためにヨーロッパの国家間では戦争をしないことになりました。その中で国家間でお互いに引けない場面があったらチェスで決着をつけるというルールが生まれたそうです。それにより欧州内での戦争は起こらなくなったということです。

チェスで決着をつける、、どっかで聞いたな最近

思い出しました。ヴィンランド・サガの14巻でトルフィンがクヌートに戦争なんかしないでチェスで決着をつければいいと言っていました。もしかして欧州ではモメた時にチェスで決着をつけるという風習があるのでしょうか?

チェスで決着は平和だね

チェスで決着は平和ですね。完全な思考ゲームですから審判のジャッジミスなんてのも起こり難いし。これがサッカーだったら大変ですね。

ヨーロッパの描写が面白い旅漫画

クロノモノクロームには旅漫画としての魅力もありますね。まるで主人公たちと一緒に18世紀欧州を旅しているような気分になります。馬車は道が悪いとかリアルに描いていますし建物も美しい。登場する貴族たちの服装も美しく一見の価値があります。

ディテールが大切

漫画表現においてディテールは非常に大事だとこの作品を見ていると感じます。普段普通に読む際にそこまで細かい部分は見ないのですが無意識の知覚があります。それによって何となく楽しかったりつまらなかったりします。細かくなればなるほど作者は大変でしょうが、世の中の流れ的にドンドンそういう方向に行っている気がします。

-週刊少年サンデー 2014年16号 クロノ・モノクローム 作者:磯見仁月-