ACMA:GAME 第3巻のレビューはこちら
https://mangabito.com/column/20140323-review-acmagame-3/
潜夜大活躍
4巻は潜夜主役という感じでした。巻末には潜夜と大介の短編も載ってたりします。物語の展開としてはだんだんと本筋が動き出したという感じでした。これから戦いの日々が続くのでしょう。
衝撃的なゲームの結末
トリックや結末含めてゲームが非常に面白かったですね。最後の騙し合いは非常にハイレベルでグイグイ引きこまれました。一冊以上かけて描いてきた戦いに相応しい終わり方です。
織田グループの会長を退く照朝
グングニルとの戦いの為に照朝はグループ会長を退くことになります。これはぼくは反対ですね。せっかくの個性的な設定をなぜ捨てるのでしょうか。これまで会社があるから出来る感動的な話を散々してきたのに、ここでそれを捨てるのは勿体無いです。もっと企業力を駆使して悪の組織と戦って欲しかったですね。
婚約者の綾香が活躍
姉さん女房綾香が大活躍します。彼女の微妙な嫉妬とか面白いですね。照朝は彼女にもうちょっと配慮してもいいのではと思いますが、こいつも主人公なので別の女をタラシたりします。巻末の4コマで綾香が他の女と書いてビッチと読んでいたのは面白かったですね。女性にとって自分以外の女はそういう存在なのかもしれません。シュールです。
少年漫画の王道的展開
少年漫画の王道的な展開が炸裂しています。まさか敵の正体が、そんな、、、。みたいなやつです。この巻では照朝の意思も決まり警察内部に協力者も出来ました。あとは戦うだけとなりました。次の巻も熱い戦いを見せてくれそうです。
-講談社 「ACMA:GAME」 作者:恵広史-