病は気からをビジュアル的に表現
今回、熱を出して寝込んでしまう人物がいます。彼女を神峰達が音楽で助けます。心の見える彼は、音が彼女の心に入り込んでいく様子をみながら、いろいろと演奏を調整して、なんとか彼女をすくいます。
人間の心が見えるなら
もし心が見えるなら、たぶん、そんな感じなんでしょうね。今回は音でしたが、言葉が入っていかないってことは多いんだと思います。それで自分で自分を苦しめて体調も崩す。もし現実世界で神峰のような能力があったら、心のせいで身体を悪くする人をたくさん治せるんでしょうね。刺さる言葉っていうのは人によって違うでしょうから、そこにしっかりと対応できる神峰の能力は相変わらずすごいです。
ワンピース的な泣かせ
今回は、かなり露骨な泣かせ演出がありました。初期の頃のワンピースのような演出です。個人的には、この作品にそんな露骨な演出はいらないと思いますね。ワンピースは、フラストレーションを溜めて溜めて一気に開放する気持ちよさを味あわせてくれる作品です。対して、ソウルキャッチャーズは、フラストレーションを段階的に発散していくのを楽しむ感覚です。小さな開放をすごい勢いで積み重ねていって全開になるっていう。ドラムロールのような作品です。そういう意味で、今回のような露骨な演出はいらないと思います。まあ、感動しましたけど。