どんな最終回に向かっているのか興味は尽きない。 【感想】 聲の形 第44話

植野大活躍

最近は出てくるたびに美しく描かれていた彼女ですが今週はすごかったです。将也に対する想いが、それほど強いとは知りませんでした。とはいえ、今回の事件は将也と硝子が結ばれるための重要な導線になりそうです。これで、お互いの家族同士のわだかまりはなくなったでしょうから。

このあとの展開を予想してみる

将也は尻にダメージを受けたという話です。もしかしたら脊髄などにもダメージがあるかもしれません。彼は歩けなくなってしまい、普通の人と同じように出来ないってことが、大変なことだと気がつく。そして将也と硝子はお互いの苦しみを理解しながら、助けあいながら共に生きていくことになるという展開があるかもしれません。ぼくの個人的な好みとしては、これは、あまり望みません。無理矢理な感じがしてしまいます。ご都合主義というか。

将也が助からないパターン

彼の意識はまだ戻っていないという状況なので、そのまま意識が戻らないというパターンはあるかと思います。25歳くらいになって、誰か別の人と結婚して子どもも産んだ硝子が、将也の病室に子どもと一緒にお見舞いに来て、切なく終わるというパターン。イジメたことの因果応報なのか、どうなのかという思いとともに読者に考えさせて終わるというパターンです。硝子の旦那が長束くんとか間柴だとビビりますね。
将也は、こうなってはじめて罪を償えたんだ。みたいな終わり方だったらヒドイなあ。

西宮一家は引っ越してしまい、会えなくなっておしまい。

将也は普通に意識を戻し健康になりますが、西宮一家は引っ越してしまい硝子とは会えずに、物語はおしまい。最終回は5年後とかで、それぞれ別の人と結婚して家族も持っていて、町中で偶然目が会うけど、それ以上は、なにもなく、お互いに自分の家族と歩いていって終わりというパターン。青春っていろいろあるけど、なんだかんだ、みんな大人になって普通にやってくんだよっていう、青春マンガ最終回のアリガチパターン。

来週が気になって仕方ない

こういうバイオレンスな事件は、この作品には合わないと思いましたが、映画作りでの人間関係掘り下げより全然面白くてびっくりです。まあ、その人間関係があるから、今が面白いわけですけど。来週、気になります。一応、あと2回で最終回と予想します。