合宿中の龍たち。龍をライバル視する矢沢は龍が階段を降りられない事を知る。
青梅は相手にならないし勝負の相手は2年だと言い放つ。
まず矢沢は人が全力を出し切れない事を喜んでるわりには更に上の2年に挑戦しようって性根が複雑で面白い。
2年に勝つ、そういう気持ちがあるならどんどん高いレベルの選手を相手にしていくわけだから人の調子がどうこうをあまり気にする必要ないし、気にならないメンタルの萌芽を持っていると思うが、彼は今のところ人の事が気になって仕方ない様子。
高校1年くらいだとそういうもんかもしれない。
今回の話の終盤で龍がランニングで矢沢を追い抜く。
その時に矢沢は先輩の話を思い出す。埼玉の自分たちくらいの年代は少しくらいは誰でも龍のファンだという話を。
矢沢にしてみれば同じ年齢でライバル視してる龍が埼玉の同世代感ではスターのような扱いになっているという事はプライドが許さない。
そして今週の最後のコマ。
”負けるか!!コノヤロォ!!”
龍を追いかける矢沢。
ランニングでも負けないしサッカーでも負けないという気持ちがこもってる。
矢沢は龍に比べれば凡人だ。だからって勝負を投げ出さず、俺だってすげーんだと思って追いすがる。
そういう思いが彼を強くするだろうし、人間だれしも分かりやすい目標がいる事がとても大事なことだと思う。
ただ、自分より上かも知れない相手に勝負を挑むか諦めるかは個人の選択だ。
その選択で成長のスピードは変わってくる。
勝負を挑む。そういう気持ち忘れないでいたい。
”負けるか!!コノヤロォ!!”
-週刊少年サンデー 2014年13号 BE BLUES!~青になれ~-
””は、小学館「BE BLUES!~青になれ~」 作者:田中モトユキ から引用
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