相変わらずの泣かせと伏線回収 【レビュー】 ONE PIECE ワンピース 第739話

今週のワンピースをレビューします。

密度がハンパない

週刊連載の少ないページの中にたくさんの事件を詰め込むサービス精神はさすが、日本一の漫画がここまで手を抜かないのはもはやそれだけでも奇跡というか、そのあたりのパワーに感心します。

やはり相変わらず台詞が多いのです。
非常に台詞が多く単行本だと読んでる最中に疲れてしまう事もあるのですが、週間ベースだと読みごたえがあっていいですね。
やっぱり漫画は週間ベースで読んでこそ本当の姿が味わえるのかもしれません。

相変わらずの泣かせと伏線回収

今回は玩具の兵隊さんの鮮やかな伏線回収。
知られざる戦いとレベッカとのお互いを大切に思うこそ起きる衝突。

そしてキュロスの伝説。

それが最後のコマでバシッとハマる気持ちよさはワンピースならではでしょう。

”ドン”

このハマりようでなぜか感動してしまう。「うおおお」ってうめいちゃう感じ。
本当には声出てませんよ。今回は。あくまでイメージです。

今回の中で一番刺さった言葉

”誰も憶えていないけどかつて誰もが知っていた”

なんでしょう、この切ないセリフ。これは最後の決めゴマへの導線となっている言葉なのですが、この言葉があるからこそ最後とのコマが生きるのだと思います。

 -週刊少年ジャンプ 2014年14号 ONE PIECE-

””は、集英社「ONE PIECE」 作者:尾田栄一郎 から引用