『今日から俺は!!』『天使な小生意気』西森博之原作の新作 【レビュー】 何もないけど空は青い 第1話


鉄が無くなる世界の混沌を描く作品

隕石の影響で世界から徐々に鉄が無くなっていくという設定です。第一話では舞台は学校が中心です。

作中で鉄が無くなるということはイコール文明が無くなる事という提示があります。るそれが非常に面白い視点だと思いました。様々な文明の機器は鉄が無くなっただけで破綻してしまうんですね。

『今日から俺は!!』『天使な小生意気』西森博之原作の新作

ヒットメーカー西森博之が原作です。やっぱり面白い発想を持っている作者です。文明が滅びていく世界の過渡期が描かれるようです。最終的には北斗の拳のような世界になってしまうんですかね?おそろしい。

主人公は剣道部

ヒロインは弓道部です。それぞれ戦いに向いた特技を持っていますので、これから訪れる暴力的な社会でも生き残る能力が高そうです。

テーマは「人生の目的」か?

鉄が無くなる混沌の世界で登場人物たちの人生の目的がテーマに描かれそうです。主人公は目的は見つからないと言い、ヒロインは目的があるとはっきり言います。おそらく人生における目的の大切さ、意味を掘り下げていく展開になるでしょう。

サバイバル漫画か?

これから携帯電話も電気も車も電車も無くなるわけです。文明崩壊の世界を高校生たちが生き延びていくサバイバル漫画になるのでしょうか?

何もないけど空は青い 第2話 予想

高度な自治体を探して旅立つと思います。鉄がなくても倫理観を持ち安全な社会を作っている集団が世界にはあって、そこを目指して鉄のない世界を旅するという展開になるのではないかと思います。

-週刊少年サンデー 2014年16号 何もないけど空は青い 作画:飯沼ゆうき 原作:西森博之-