謝る謝らない
今回は烏丸が鷹山に謝る謝らないでずいぶんと悩んでいた。さらっとごめんなさいすればいいのに。まあ、でも若いころってそういうの中々素直に出来ないものかも。
等身大の範囲で表現
この作品の登場人物たちはみんな中学生の等身大の範囲にいて、翼の力を得たからって「俺万能」みたいにならないのが面白い。なんとなく自分の限界があって、まだまだ自分が子供だと自覚している。その程よい現実感が心地よい。
子供の限界
特に少年漫画にも関わらず子供の限界を理解している様な烏丸の態度が面白い。今回彼らは協力してもらえる大人を探そうとする。少年漫画の王道は「大人なんて関係ない俺らはもう出来るんだ」だと思うのだが、この作品ではあっさりとその流れを無視している。この作者のこういうクールな感覚が好きだ。
BIRDMEN 第11話 予想
月イチ連載なのでページは多めだが、また一ヶ月物語が進まないと思うと少し物足りない気分になる。それでも読者としては次回を待つしかない。さて次回の予想だが「大人」が鍵になりそうだ。翼の力の謎を解くための方法論が語られるのではないかと思う。またその中で多少の新たな情報が得られると思う。
-週刊少年サンデー 2014年17号 BIRDMEN 作者:田辺イエロウ-