ミュージシャンが描いた漫画?
漫画家がミュージシャンをやってる?と言ったほうがいいのでしょうか?作者である田口囁一さんは、「感傷ベクトル」というバンド?ユニット?をやっているプロミュージシャンでもあるらしいです。で、なぜか、その部分を巻頭カラーで紹介していますね。同時に音楽のほうも宣伝しちゃう的な感じです。いやあ、これは新しいですね。音楽もWEBで聞けるので聞いてみました。耳障りのいい感じで、好き嫌いがないタイプの音楽です。ロック&ポップと言って紹介されてますが、ちゃんとしたJPOPですね。別にロックとか言わなくてもいいのに。
音楽学校もの!
BECKみたいにバンドものかなと思ったら音楽学校ものですね。バンドはやるんですけど、これもなかなか新しい。面白いのは、ディテールが変に細かくてノンフィクションみたいな感じがするところですね。学生証がスマホアプリとか。
コード3つしか知らないとか、さすがにリアル
さすがミュージシャンが書いてるだけあって、さらっとリアルな感じがします。まあ、はじめて路上に出る時はもう少しドキドキ感とかあると思うんで、そのあたりがわかるでしょうから、ちゃんと描いてくれればよかったのになとは思いました。
なんか男臭くない
バンドを組んで、どうのって漫画なのに、男臭さがないってのが新鮮です。主人公がちょっとギター弾くと弦を切っちゃうっていう欠点があるんですけど、まあ、コンテストはギター3本くらい用意しておくしかないですね。
毎月作中で新曲を演奏しては?
音楽漫画の難しさに、作中の音が聞こえないというものがあります。作者はミュージシャンですから、毎回、演奏させる曲をWEBにアップして、読みながら聞くように用意してくれたいいですね。毎月新曲を一曲。今のところ主人公は、コードが3つしか引けないらしいですから、コード3つで作った曲を聞かせて欲しいですね。作中では3つでこんな凄いの作れるなんて。とか感動されて、実際にそれがWEBで聴ける的な。AとEとDですね。まあ、そんな曲山ほどありますけど、なんか、そういう連動やってほしいですね。ライバルはソウルキャッチャーズですね。