少し不気味なギャグ物語。 【感想】 ひとちがい 作者:森田俊平 読み切り 週刊少年マガジン 2014年27号

第92回新人賞佳作受賞作

いつも思うんですけど、なんで佳作なんでしょうね。大賞の人とかいないんでしょうか?
そもそも大賞なしって場合もありそうですが、大賞を取ったような新人は温存していきなり連載とか、そういうパターンでしょうかね。

青春系ギャグ漫画

高校生の男子と女子の二人の会話劇が展開するギャグ作品です。たった一つのアイデアを、うまく使いながら最後まで読ませます。連載になることは全然想像できませんが、この15ページには面白さが詰まっています。変に設定が込み入っていて疲れる読み切りが多いなか、このシンプルさとまとまりは良かったです。

見出し 「ブハッ」なる場所がちゃんとある凄さ

笑いどころが、しっかりとありました。なんとなく、面白いんじゃなくて作者が狙ってるところで笑ってしまった感じです。
最初の数ページは面白くもないボケがあえて繰り広げられるという展開なのですが、そこでもちょっと捻りがあって、これからはじまる物語に期待がわきます。なんか、女の子がちょっと不気味な感じにも見えてきて興味を惹かれました。

作品全体のオチはイマイチ

最後のページのオチは、それほどなくてもよかったかなと。そこまでで十分満足していたので、あの程度のオチならいらなかったかと思いました。もともと広げた風呂敷のなかでオチを付けて欲しかったですね。女子の母とかを使って。冒頭から母の存在は繰り返し登場しているわけですから、オチに登場するにはもってこいだったかと。

絵柄もなかなか魅力的

女の子がなかなかかわいくて魅力的です。まだ発展途上なのかもしれませんが、所々で見せる表情は魅力があります。毎週見たいかと言われれば、結構見たいというところでしょうか。

短編全力集中

毎週、こういう感じの全力投球な読み切りが掲載されていると楽しみが増しますね。短い中で完結するのがいいです。

 

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